No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2012年7月11日 Cossott'e

"コソット"が仕入れをしている芝浦の問屋さんと"コソット"で焼肉勉強会。
しかも、サプライズの為に、込山さんにはその問屋さんと一緒に訪問することを伝えていなかった(笑)
突然の訪問で驚きを隠せない込山さんのお任せはどんなものであったか。
センマイ刺し
私は"コソット"のセンマイ刺しが大好きだ。
センマイ自体の鮮度が良いのは勿論だが、その味付けが絶妙過ぎるのだ。
満足度 4

レバ
店内には、レバ刺しの提供が出来なくなったという説明がしっかりと貼られている。
大振りにカットされたレバは、その甘みが余韻として心地良く残る。
満足度 4

タン元
むっちりと肉繊維が詰まった極上のタン元。
噛み切った断面から溢れ出す肉汁は濃厚なスープのようだ。
満足度 4

スペシャ
口の中で儚く消えてしまうのだが、さらりとした甘みを舌に残してくれる。
タレの甘みに消されない程サシの甘みが強いが、さっぱりとしたサシは脂質の素晴らしさを物語っている。
満足度 5

ハラミ
フレッシュな感じのするハラミで、とにかくジューシー。
肉繊維1本1本が生きているようだ。
満足度 4

トモサンカク
味付けが塩からタレへ。
トモサンカクにしては厚切りに感じたが、肉質とタレのバランスを考えるとベストの厚さであった。
満足度 4

シキンボ
外モモとは思えない厚切りで、塩麹で味付けしてある。
サシは入ってないが、赤身自体がふんわりと柔らかく、旨みもしっかりしている。
塩麹の加減は絶妙。
満足度 5

タタキ
箸休めとしてだしていただいた一品料理。
タタキ自体も旨いが、料理全体として完成度が高い。
満足度 4

センマイ
ここで一旦、塩のホルモンへ突入。
優しい塩加減で、シャキシャキの歯応え。
満足度 3

ハツモト
脂付きのハツモトで、この脂がさっぱりとしていて旨い。
ハツモト自体もコリコリの心地良い食感。
満足度 4

コプチャン
これでもか!というほど脂が付いたコプチャン
皮をカリカリにして、脂の食感との違いを楽しむ。
この脂が旨い。
満足度 4

シマチョウ
コプチャンほどカリカリにせずに、皮の歯切れの良さも楽しむ。
塩加減が絶妙で旨し。
満足度 4

インサイドスカート
先ほどとは違ったタレの味付けで、火を入れると香ばしさが引き出される。
お肉の旨みもあるのだが、とにかくタレと火入れで、恐ろしく化ける。
満足度 4

タン筋煮込み
またまた箸休め。
非常に柔らかく煮込まれている。
満足度 3

タンユッケ風
タンの甘みが見事に引き出されていて、食感も素晴らしい。
タン自体の旨さが前面にでている。
満足度 4

カイノミ
肉繊維の食感を活かすような厚切りのカット。
繊維に詰まった肉汁は、豊富な旨みを溜め込んでいる。
肉を食べている事を実感させてくれる食感。
満足度 5

牛丼
私が最近焼肉屋さんの牛丼にハマっているのを知って、込山さんが作ってくれたミニ牛丼。
部位は贅沢なサーロインが使われていて、上品な出汁で味付けされている。
これは我がまま言ってまでお願いする価値あり。
満足度 4

ガリ
これもフレッシュ感のあるサガリ
ギュッと詰まった肉繊維を噛み切る度に、口の中には旨いがこぼれてくる。
満足度 4

込山さんと問屋さんと交わすマニアックな肉話。
なんとも幸せな時間が過ぎていた。
自分のお店から卸したお肉が、研究熱心な焼肉屋さんの手によって、さらに昇華されてお客さんの口に運ばれている。
その事を知った問屋さんは、本当に嬉しそうだった。