No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2012年7月17日 金山商店


"正泰苑"出身の方がオープンしたという焼肉屋さん。
焼き面子がいなかったので、1人焼きで新規開発に挑む。
上カルビ(塩)
リブロースの芯と巻きの両方が盛られていて、山葵醤油で食べることを勧められた。
見た目は見事なサシが入っているが、脂の質が良くない上に、お肉の味も弱い。
個体識別番号を確認してないので分からないが、典型的な去勢といった感じ。
山葵醤油で脂の重さを消しながら食べると良いだろう。
満足度 2

ハラミ(塩)
臭みはないが、味が抜けてしまっている。
付いていた辛いタレとの相性も個人的にはあまり好印象を持てない。
良くもなく悪くもない普通のレベルだが、これは塩ではなくタレで頼むべきかな。
満足度 2

上ロース薄切(シャブシャブ風)
魅惑的で細かなサシが入ったトモサンカクだが、残念ながら上カルビと同じで、脂が重い。
蕩ける食感が好きな人にはぜひオススメ。
付いている卵を絡めて食べると、脂の重さが緩和されて食べやすい。
満足度 3

お店は大勢のサラリーマンで賑わっているが、低価格でとろける肉が食べられ、納得できる。
今回は頼んだ品数が少ないので全てかどうかは分からないが、しっかり回転しているのでお肉はどれも状態がしっかりしている。
お肉の質としては、今回に限り去勢っぽさが前面に出ているが、山葵醤油や卵などで脂の重さを和らげながら食べる事ができる。
良くも悪くも"正泰苑"っぽさを引き継いだお店であり、これから名前が知れ渡るにつれて、さらに繁盛するだろう。