No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2012年8月8日 ジャンボ 本郷店

家族で楽しむ為に篠崎本店を頻繁に利用しているが、家族以外の友人と楽しむには本郷店も外せない。
本店のDNAを完璧に引き継いだ上に、さらに新しい試みを加えられており、『守破離』の精神を地で行く名店だ。
本店を彷彿させるお任せのスターターであるハツと上タンは、食感と本店より若干優しい塩加減に癒される。


勿論野原焼きも。
極上のサーロインが並んでいる。

本店ではなかなかお目にかかれない巻きも塩ダレで。
巻き特有の甘みが際立っている。

"ジャンボ"で必ず食べたいシンシンとランプは、しっとりとした食感で、いつまでも噛み締めていたくなる旨みに身をよじる。


ボリューム満点の煮豚は、牛肉狂いの私を振り向かせるには十分の魅力を持っている。

本店では薄切り、本郷店では塊なのがサガリ
"ジャンボ"の角型ロースターでは焼き難い塊だが、若の丁寧なトング捌きで見事な食べごろへ変身。
肉繊維を噛み千切る快感に酔いしれた。

トモサンカク、ミスジと定番に続いたのはシャバ臓焼。
甘辛なタレを身にまとったホルモンは、ありそうでなかった至高の一品。
一心不乱に食べ尽くすべし。



ザブトンも素晴らしかったが、シャトーブリアンがあまりにすご過ぎた。
1人1枚の贅沢に感謝。


今回のお任せの〆は牛玉丼。
テーブル全員が笑顔になってしまう旨さ。
この〆が若のお任せの楽しみの一つ。

今回も大満足です。