No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2012年9月3日 コバウ

前回の初訪問時は、リブロースの良さが際立っていた"コバウ"。
あの肉質と値段のギャップは、銀座という要素を除いても凄まじい。
本当の"コバウ"の実力を知るために再訪。
テールチム
お箸で容易に崩せるほど柔らかく煮込まれたテール。
焼肉への欲望を高める前菜としては素晴らしい。
満足度 3

前菜盛り合わせ
ミノ、センマイ、ハチノスの盛り合わせ。
悪くはないのだが、食感や味付けにもう一工夫欲しいところ。
満足度 2



厚切りタン
前回の冷凍バリバリの輸入タンからは想像もできないほどレベルアップ。
風味もあり、肉汁の旨さもしっかりしている。
満足度 4

特上ミスジ
前回カットについて酷評してしまったが、今回はしっかりと掃除されている。
ミスジではあるが、若干脂が強く、赤身が脂に負けてしまっている。
満足度 3

ハラミ
上物を想像させる姿だが、残念ながら旨みがパンパンに詰まった感じはなく、若干抜けてしまっている印象を受ける。
もう少し厚切りであれば、違ったかもしれないが。
満足度 3

コバウリブロース
タレと塩の両方を注文。
やはりこれは旨い。
レア焼きで旨いのは勿論、仮によく焼きしてしまったとしても、旨みが残っている。
満足度 4


ザブトンロース
見た目は完璧で、間違いなく旨いのだが、リブロースに比べてしまうと、赤身の味わいがぼやけてしまっている。
リブロースと続けて食べないと、印象も違うのだろう。
満足度 3

肩三角
しっかりした赤身の味わいが口に広がる。
赤身の力強さの中に繊細さも兼ね備えている。
満足度 4

テッチャン
特別印象深くないが、平均以上の旨さはある。
満足度 3

ミノ
こちらも悪くはないが、普通に旨いレベル。
満足度 2

カルビ
少し食べ足りなくて、並のカルビをタレと塩で。
終盤にカルビということで、脂の重たさを感じるが、並カルビとしては非常にレベルが高い。
満足度 3


全般的に、メニューに記載されている値段から想像する肉質を超えたお肉が登場する。
が、何かが物足りなく感じてしまう。
せっかくリブロースというキラーアイテムがあるのだが、それをより光らせる何かが欲しい。
それにしても銀座の中に、こんなお店があるとは・・・。
銀座の焼肉屋さんを勘違いしていた自分が恥ずかしい。
今後のローテーション入り確定。