No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2012年12月26日 Cossott'e



年末恒例の名店挨拶回りに向かう。
この日は1人。
"コソット"のカウンターであれば、1人でも全く問題ないのだが、今回は当日無理言って入れてもらった関係で、広いテーブルにぽつんと1人。
ま、肉に夢中で、周りの目は全く気にならないのだが。
ミノの湯引き
絶妙な熱の入り方で、シャクシャクとした歯応え、そして味付けの梅肉との組み合わせが新鮮で、しかもこれが異常に旨い。
今年食べたミノで断トツのNo.1。
満足度 5

タンのてっさ風
最初は1枚づつ、次は2枚、更に次は3枚いっぺんに。。。
超薄切りのため、タンとは思えないふんわりとした食感で、口に残るのはしっかりとした甘み。
満足度 4

シャトーブリアンの炙り
口の中で旨みが沸き立つ絶妙な温度、そして素材そのもののポテンシャルがハイレベル。
何も足さず、何も引かず、これが完璧な炙り。
満足度 5+

焼きしゃぶ
この日の焼きしゃぶは内モモ。
サシの融点の低さはあまり感じないが、赤身の持つコクが後から押し寄せる。
満足度 4

タン冊焼き
短冊カットというより塊(笑)
見た目でここまでそそられるタンも珍しいが、とにかく一口食べて身体中に衝撃が走る。
脂が強すぎてインパクトのあるタンもあるが、これは肉汁の旨みのインパクトが強烈。
火が入っているのに、何ともいえないふんわりとした食感。
満足度 5+


ハラミ
しっかりした弾力のある肉繊維で、ハラミらしい食感。
ぐっと噛み締めることで、ハラミの全てを感じることができる。
満足度 4

ササミ
細かなサシが散りばめられたササミは味噌ダレで。
サシの甘みと味噌ダレの相性が抜群。
満足度 4

ヒレカツ
贅沢なシャトーブリアンを使ったヒレカツは、とにかく柔らかで繊細な食感。
焼きよりもジューシーさが強く、ヒレの良さが活きている。
満足度 5

シャトーブリアン
ヒレカツに続いて、極厚いシャトーブリアンを焼きでも。
1人で食べるには贅沢すぎるという批判もあるかもしれないが、年末のご褒美ということで許していただきたい。
どんなコメントをしても、この感動は伝わらないだろう。
満足度 5+



コプチャン
こんもりと脂が乗っかった上質なコプチャン
満足度 3

ミノ
分厚いミノで、歯応えもザクザク。
満足度 4

レバ
甘みがあり、焼いても臭みなど皆無。
満足度 4

ハツモト
裏側には驚くほど脂が付いている。
ハツモト特有のこりこり加えて、脂の甘みがある。
満足度 4

シマチョウ
適度な脂と皮の歯切れの良さが印象的。
満足度 4

1人でいったい何g食べたんだろうか!?
かなり満腹。
しかし、それでも一気に食べれてしまうのは、込山さんの計算し尽くされたコースの組み立てと最高の肉質のおかげであろう。
ちなみに最近噂になっている2号店は2013年2月に麻布十番でオープン予定。
弦巻よりも少し広くて、カウンターもあるので、使い勝手はかなり良さそうだ。