No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2013年2月22日 焼肉酒家 傳々

久しぶりの月島下車。
月島駅から"傳々"に向かう道中に"凛"があろうとも、タンの比べてしまえば、迷わず"傳々"に向かってしまう。
前菜盛り合わせ
ハツ、センマイ、レバ、ハラミ、タンユッケの盛り合わせで、レバは当然焼いてから。
どれも艶やかで臭みもなく、鮮度の良さがよく分かる。
ハラミは特に必食と言え、焼いたハラミよりもバターのような甘みがある。
満足度 4

ハラミカツ
以前のような分厚いところではないが、ハラミらしい食感で、デミグラスソースと肉汁の出会いを引き立てている。
満足度 4

タン元
絶妙な火入れで、旨みが濃厚な上に、噛み切った断面からは肉汁が溢れ出てくる。
満足度 4


ハラミ
相変わらずの仕入れ力と感じてしまうほど、モノが良い。
ガッシリとした肉繊維は、炭火の香ばしさをまとって、一段と幸せにさせてくれる。
満足度 4

ヒレ
大判でサシの入り具合から、パッと見はヒレには見えない。
食感も繊細がなく大振りで、悪くはないのだが、極上のヒレとは一線を画す。
満足度 3

ミノサンド
シコシコのミノの食感と間から顔をのぞかせる脂が甘い。
満足度 4

塩ホルモン
"傳々"に来たら食べずにはいられないホルモン。
鮮度抜群の艶やかなシマチョウだが、隠し包丁で歯切れは更に心地良くなっている。
満足度 4

レバ
味噌風味のモミダレとの相性が抜群。
レアでも強めに火を入れても旨いのは、レバそのものが上質な証。
満足度 4

ウデ
お肉らしいお肉。
もう少し赤身のコクが欲しいところだが、焼肉自体で考えると十分すぎるほど旨い。
満足度 3

ミスジ
ミスジっぽさはないが、レア焼きで食べる食感が素晴らしい。
満足度 4

リブロース
大判のリブロースを卵をつけて食べるのだが、お肉の厚さを含めてバランスが悪く、勿体無く感じる。
満足度 3


タンとハラミの実力は相変わらず素晴らしい。
そしてホルモンは素材の鮮度が良いだけでなく、味付けも絶妙で、どれも旨い。