No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2013年3月29日 和牛焼肉 KIM


肉の日はできるだけ特別なお店で焼きたいという肉好きが多いと思うが、私もそんな肉好きの1人。
3月の肉の日は"KIM"で料理長の渾身のお任せコースを堪能した。
炙りヒレ
前菜1品目からヒレ登場!
繊細な食感に甘みが加わりいきなりテンションが上がる。
満足度 4

白センマイ
程よい酸味でセンマイの食感もコリコリとした心地良いもの。
満足度 3

湯引きミノ
絶妙な湯引きの加減とカットでザクザクとした食感が活きている。
満足度 4

握り
ウデの握りで、炙ることでお肉の風味が消されがちだが、赤身の味わいはしっかりとしている。
バランスが絶妙な握り。
満足度 4

ガリ
生とタタキの2種類の盛合わせ。
タタキにすることで味が更に強くなったらり、食感に違いが出るのが面白い。
満足度 4


シャトーブリアン
威圧感さえ感じる分厚い壁の正体はシャトーブリアンであった。
他の部位では決して体験することの出来ない食感と遭遇し、その豊かな旨みに溺れる。
満足度 5

タン元
お皿の上のタンから目が離せない。
1000個体以上のタンを見て食べてきた経験が、食べる前からこのタンの凄さを確信していた。
予想通り、いや、予想を超えるタンであった。
満足度 5


サーロイン
薄切りのサーロインなら"七厘"、厚切りのサーロインなら"KIM"。
これを実感させるのに十分な甘みと赤身の旨みが兼ね備えられたサーロイン。
満足度 4

トウガラシ
日にした瞬間に赤身のしっとりとした上品な甘みが広がる。
満足度 4

三角バラ
焼肉でこそ真価を発揮する部位。
一気に広がる甘みを心から楽しみたい。
満足度 4

ハラミ
繊維の間に歯をいれ力をこめると、断ち切られた箇所から噴出す肉汁。
風味が強く、できることならいつまでも食べていたくなるハラミ。
満足度 5

新玉ねぎとヒレミミカツのサラダ
ヒレミミは筋が食い込んでいるが、ヒレ本体とはまた違った良さがあり、カツにするとその良さがさらに良くなる。
そして甘みのある新玉ねぎとの相性も抜群。
満足度 4

タンとサーロインのメンチカツ
人生36年間で翌日も食べたくなったメンチカツはこれが初めて。
合掌。
満足度 5

シンシン
水分量で表情をガラッと変えてしまうのがシンシンだが、なんとも理想的な水分量で豊かな旨みを感じさせてくれる。
満足度 5

肩三角
"KIM"の肩三角は厚切りが定番。
赤身の旨みが凝縮したステーキのよう。
満足度 4

イチボ
赤身とサシのバランスが見事なイチボ。
コクがあって、口の残る旨みの余韻が心地良い。
満足度 4

ミスジ
ミスジらしいミスジ
サシがあってもしつこさを感じさせないのは流石。
満足度 4

ミスジ
一転、今度はミスジをブロックカットにして鍋に。
素材の旨みが凝縮した鍋で、箸が止まらない。
満足度 4


肉の日に相応しいお店で、肉の日に相応しいお任せの内容。
焼肉好きは勿論、焼肉以外の肉好きでも満足してしまうだろう。