No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2014年1月17日 ゆうじ


年末年始で滞ってた内臓の流通が安定するであろう時期を見計らって2014年初の"ゆうじ"。
モツ煮込み
"ゆうじ"の定番。
これを食べると黄袋が起き上がる。
甘みがたまらん旨さ。
満足度 4

ガリとハツ
甘みの強いタレなのだが、それが重くは感じない。
むしろ素材の特徴を引き立てるようだ。
満足度 4

ツラミ
噛み締めると筋の甘みが感じられ、ポン酢でそれがより際立り旨い。
満足度 3

ハツとレバのタタキ
ハツはむっちりとした鮮度の良さを感じさせる食感。
一方レバはとろとろの食感でレバ好きには堪らない仕上がり。
満足度 4

塩盛合わせ1
内モモ、コウネ、ハラミ、スネの盛合わせ。
内モモやスネは滋味深い味わいで、コウネは薄さが絶妙で重たさがない。
ネギをたっぷりまとったハラミは食感も旨みも味付けとのバランスも全てが完璧。
満足度 5

塩盛合わせ2
分厚いタン元、ミノ、膵臓の盛合わせ。
ここまで分厚いタンを焼くのは至難の技だが、これだけに完璧に焼き上がったタンは最高のご褒美をくれる。
サクッとムッチリが同居した食感で、肉汁から放たれる旨みが最高だ。
柚子の風味を感じさせるミノの旨さも秀逸。
満足度 4


醤油盛合わせ
フワ、ハツ、食道、ハツモト、ガツシン、ミノサンド、ギアラ、テッチャン、ヤンの盛合わせ。
食べるたびに感じるのだが、素材の旨さを最大限引き立てながらここまでホルモンを食べさせてくれるお店があるだろうか。
素材選び、カット、味付け全ての技術が終結された完成度の高さ。
満足度 5

すき焼き
以前はアンバランスに感じた割下が実にしっくりとはまっている。
ホルモン屋さんとは思えない正肉のレベル。
満足度 4

食事を終えるとお礼をしたくなってしまうようなお店がどれほどあるだろうか。
こんなホルモンが食べれることに心底感謝した夜だ。