No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2014年10月14日 能登牛試食会(のとだらぼち)

銀座の”のとだらぼち”で行われた「能登から匠がやってくる」という能登牛の試食会に参加させていただいた。
当日は能登牛の取り扱いの多い寺岡畜産の寺岡社長のお話を伺いながらの試食で、お話の内容は一般の方向けだったが個人的に気になるところは質問させてもらえたのが有難い。
能登牛の定義自体は正直かなり幅が広く、一般的に流通している黒毛和牛との差はほとんどない。
あくまで肥育地域によるブランドだろう。
だが、その中でもこだわりの生産者は間違いなく存在する。
この日試食させてもらった個体は34か月肥育の雌だった。
霜降りの状態については賛否あるだろうがBMS12ということで最高値。
能登牛の普及に努める寺岡さんが農家にお願いしているのは美味しい牛を育ててもらうこと。
そんな寺岡さんの想いに賛同した生産者がこういった個体を肥育してくれる。
残念ながらこういった長期肥育の雌牛は、現状では能登牛全体の中でも1割程度しかいないようだが、これから出荷頭数を増やす計画のある中で、こういった個体の割合もぜひ増やして欲しい。
そんな動きが長期的なブランディングとして能登牛の地位を高めてくれるのではないだろうか。