No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2014年11月10日 甲

以前から興味あった”甲”。
今回は初訪問ながら時間がなくてお店の滞在時間は20分程度。
バタバタでちょっとつまむ程度という感じで、お店の方にも申し訳なかったのだが、次回はもっとゆっくりとします。
“甲”は自分のお店で子牛を競り落として信頼している近江牛の農家さんに肥育委託するほどの拘りで、味のしっかりと乗った近江牛が食べれる上に、ユッケの許可も受けている。
それ以外にも、近江牛は等級よりも肉の味に重きをおいた選別で、A5よりもあえてA3でしっかりとした個体を仕入れるという徹底ぶりだ。
久しぶりに食べるユッケは外モモが使われていて、牛のポテンシャルを感じる甘みがしっかりとしている。
一方、肉質に比べると味付けが少し弱いが、店主の孫さんの研究熱心さでそこが改善されるのも時間の問題だろう。