No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2015年9月4日 九州和牛 SATOブリアン 本店

数年前まで焼肉屋不毛の路線と思われていた中央線に光を照らしてくれたのが"SATOブリアン"である。
オープン直後に訪問した際には、店主・佐藤さんがシャトーブリアンに拘っているというコンセプトとネーミングで一気に好きになってしまった。
とにかく"SATOブリアン"の強みはシャトーブリアンに尽きる。
肉屋との強い信頼関係から、世の中で品薄になってきているヒレをびっしり集めている。
このヒレはこの夏一番の上物と佐藤さんが言うだけあって、小振りで色艶の良い雌のもの。

このヒレのフィレミニオンはすき焼きの割下のようなタレで焼き黄身につけて食べるヒレすきに。


ど真ん中のシャトーブリアンは分厚くカットされ、1切れ目は塩のみで。


2切れ目は"SATOブリアン"定番のブリ飯に。
ちなみに今回のブリ飯は松茸御飯versionで、ほのかに松茸の香りが届くが食感は一緒に入っている筍のものがメイン。

シャトーブリアンに拘っている"SATOブリアン"らしく、シャトーブリアンのビフカツをパンで挟んだブリカツサンドまで登場。
火が入り過ぎてしまいがちなヒレカツだが、絶妙な火入れだ。

豪華絢爛なヒレ祭り以外にも、この日はタンやハラミ、正肉であればサーロインとランプまで食べることが出来た。






予約を取るのは年々困難になってきているお店ではあるが、肉好きにはぜひ"SATOブリアン"のヒレを尽くしを味わってもらいたい。