No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2015年11月15日 第三回本気のBBQ


2014年11月16日に第一回本気のBBQを開催してから1年、遂に本気のBBQも第三回(通算4回目)を迎えることができた。
当初の想いは『BBQはあくまでも遊び、だがその遊びをとことん本気で挑んだらどこまで出来るのか!?』というもの。
それから会を重ねるごとに想いはどんどん加速し、消費者だけでなく、生産者や料理人の方々に何かメッセージを伝えられないかと思うようになった。
全国でも指折りの生産者が血統や健康状態を見ながら子牛を厳選し、拘り抜いた飼料を与え、手間暇・コストを惜しまず、丁寧に長く肥育した至宝の牛達。
その中でも特に優れたものだけを目利きの優れた仲卸業者が競り落とし、熟成過程で更に厳選されたものだけ。
さらに生産から流通に至るまでの拘りの結晶を昇華させる事も妥協はでず、肉は全て塊のまま仕入れ、切り置きして肉の味が落ちないように、BBQ開始の2時間ほど前から焼肉の超名店の料理長を中心に仕込み。
日本を代表する料理人の方々、牛肉を食べることをこよなく愛する方々に、日本の宝である黒毛和牛の本当の味わいを知ってもらいたい。
こんな事を書いてしまうと多くの生産者や食肉関係者、飲食店の方々に怒られてしまうかもしれない。
それでもどうしても伝えたい。
○○牛なら旨いですか?
A5が1番旨いですか?
熟成肉は旨いですか?
雌なら何でも旨いですか?
月齢が長ければそれだけで旨いですか?
ブランド、熟成、月齢、性別、血統、生産者など、様々なキーワードが飛び交っている中で、大事な『本質』が何なのか、『本物』の牛肉とは何なのか。。。
本気のBBQに参加することで、『本質』を知り『本物』を感じてもらい、食の好みの差はありながらも、何かが変わってくると信じてこのBBQをやり続けたい。



焼肉屋さんや肉屋さんなどの協力で素人には真似できない仕込みが行われる。
そのスピードや正確さはまさに圧巻の一言。







フィレの炙り


近江牛のサーロイン




牛肉の握り



しゃぶしゃぶ



ヒレステーキ







ヒレカツ



焼肉



チームすし匠の皆さん


チーム三芳の皆さん


ヒレカツに衣をつけてくれる銀座やまの辺の山野辺さん

それを揚げるのがよろにくの早川料理長

さらにカンテサンスの岸田さんが切り分ける

仕込みを行ってくれた須藤さんと野崎さんの九州コンビ

パスタを作ってくれた山田シェフと岸田さん、辛さんの談笑場面

岸田さんの焼きをサポートする私www


トングを握る私www

とにかく多くの生産者、精肉店、料理人の方々のおかげで素晴らしいイベントを行うことが出来た。
この場をお借りして感謝の言葉とさせてください。
本当にありがとうございました。