2015年11月21日 ジャンボ 篠崎本店

ラーメン業界に二郎インスパイア系があれば、焼肉業界にはジャンボインスパイア系が多く存在する。
メニューを開けばカルビやロースしかなかった時代に、より部位による違いを存分に楽しめるように希少部位を前面に押し出し、情報に敏感な業界人から多くの肉好きまでを東京の端っこまで呼び寄せた肉の聖地こそが”ジャンボ”だ。
“ジャンボ”は他のお店の真似などしない。
“ジャンボ”は必死に宣伝などしない。
“ジャンボ”にあるのはお客さんの笑顔と店員さんの笑顔だ。
“ジャンボ”に行ったからには希少部位をたらふく食べて欲しい。
ただし、まずは並ロースを食べてからだ。
圧倒的に旨い。
そして圧倒的に安い。

この日の塩の盛り合わせはシンシン、サガリにハツ。
シンシンが素晴らしいのよ。



模倣店が多い卵をつけるサーロインだが、やはり”ジャンボ”は違う。
タレが違う。
バランスが違う。
計算し尽くされた旨さがここにある。


タレの盛り合わせはミスジ、三角バラにカツオブシで、この日はちょっと霜降り多め。
何気にカツオブシって初めてなのだが、足の付け根の部分とのこと。



茶飯をシャリにした握りは、サシの多い部位でもさっぱりと食べることが出来る。


そして追加のヒレとザブトン。
初めて食べた時から私の中で”ジャンボ”の究極はタレのザブトン。
カット、タレ、ロースターといった全ての要素が完璧な塩梅でマリアージュしている。


この日の〆は和牛100%のプレミアムハンバーグ。
今までも十分旨かったハンバーグが更に進化した。
ハンバーグお代わりしたのは初めてかな。


あまりに旨すぎるのは罪です。
全く痩せれない。