No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2016年6月9日 平

湯島の路地裏にひっそりと佇む東京一カオスなステーキ屋
残念ながら外観からして期待できるものは何もない。
しかも店内に入っても場末のスナックにしか見えず、初訪問の人であれば不安は募るばかりだろう。
しかし、そこから出される牛肉は本物。

普段はヒレをよく食べるがこの日はロースを勧められた。
あっさりした脂に 奥から湧き出る様な旨み。
完全に場違いとしか思えない最高のロースだった。
銀座で食べたら2〜3諭吉が放出されそうだが、湯島のカオスであれば1人ちょっとで済んでしまう。
いつまでも知る人ぞ知る伝説であって欲しい。
ロースの炙り
サシの甘みが舌の上を滑るように伝い、噛めば肉の味が押し寄せる。
満足度 5



レバ
甘みがしっかりとし、焼いてもチュルリとした舌触りが活きている。
満足度 4

イチボ
タタキにされたイチボは風味とコクがゆるゆると口の中に広がる。
満足度 4


ロース
厚切りだからこそ、炙りとは別次元の旨みを体感できる。
脂のしつこさが一切ないハイクオリティ。
満足度 5