No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2016年9月23日 コソット 弦巻 Cossott'e

20時、弦巻到着。
ここから途中参加1名あり。
「込山さんの軌跡を辿る旅」というテーマ故、込山さんが店長を務めた”らぼうふ”の次は、独立してオープンさせた弦巻の”コソット”に襲来。
今回の趣旨を理解してくれている茅森さんは軽め且つ”コソット”らしさ満載の内容で迎えてくれた。
センマイ刺し
抜群に新鮮なセンマイのヒダヒダ部分はプリプリで柚子胡椒の効いた味付けが絶妙にマッチしている。
個人的センマイ刺し界最高のバランス。

スペシャ
炙った薄切りのサーロインはアボガドを挟んで。
甘みに甘みを乗せているが、しつこさは皆無。

ハラミのタタキ
ぷりぷりのハラミは屠畜したてかと思ってしまうほどの鮮度を感じる。
スダチでさっぱりとした味付け。

ハバキ
焼きでは赤身の濃い凝縮した旨みを。

サーロイン
サーロインの極上の甘みとトマトの酸味の組み合わせ。

ヒレカツ
細かな衣で軽い仕上がりで、ヒレの繊細さが活きている。
衣の中で蒸されたヒレは、口の中でほろほろと繊維がほどけ上品な旨みが解放される。




センマイ
センマイの根元を焼きで。
ぷりぷりジューシーなセンマイは頭を抱えてしまうほど旨い。


センマイ刺し
あまりにセンマイの根元が旨いので、ここをセンマイ刺しにしてもらう。
ヒダヒダと違う硬さや味わいの為、センマイ刺しの付け合せを変えてくる茅森さんの抜群のセンスには脱帽。


“らぼうふ”のストレートな焼肉から、繊細を増し料理的なアレンジが更に進化した”コソット”。
込山さんの右腕を長い間務めてきた茅森さんのお任せは、茅森流のアレンジを散りばめた「込山イズム」が太く残されている。
たまらん名店だね。