No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2016年11月15日 築地ホルモン ゴング

“うかい亭”で優雅なひとときを過ごした後は近くで第二ラウンド。
先日いきなり楽しんだ“欣求”ではなく、せっかくなのでホルモン専門の”ゴング”でデザートホルモン。
まずはユッケをつまみながら焼き物を待てるというのが嬉しい。
韓国海苔胡麻が香ばしさを加えてくれる。

タン元は厚切り。
食感と溢れる肉汁を全身で浴びるように味わう。


そしてハラミ。
見ただけで分かるその質。
脂の質も良く、旨みをギュウギュウに含んだエキスで口の中が満たされる。


ミノもシマチョウも"傳々"出身の城野さんだけあって、見事に引き継いでいる。
特に脂がたっぷりのシマチョウを寸前まで火を入れる技術は素晴らしい。



ねっとりとコクのあるシビレ、甘みの秀逸なレバ、コリコリのコブクロ
どれも鮮度がしっかりとしているのが一目瞭然。



〆はユッケを大盛りにしてもらった石焼きビビンバ。
これも美味です。

“欣求”までの通過点という位置付けでは勿体ないこだわりのホルモン焼きが"ゴング"で食べれる。
銀座からも近いので、ホルモンフリークはぜひ足を延ばしてみて欲しい。