No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2017年4月14日 ゆうじ

間違いなく一級の仕入れを行っているが、それ以上に特級の仕事に驚かされる。
まずはモツ煮込みのお出迎え。
ほんのりとした甘みを楽しむ。

刺身はハラミとハツ。
舌の上で広がるハラミの甘みと鮮度の良さから生じるハツの歯切れ。

近年定番になっているのがハラミの素揚げと豚レバのスモーク。


レバニラは、子供の頃から知っているそれとは別物。
抜き立てかのような鮮度のレバを包み込む官能的な甘み。
これ以上のレバニラは存在しない。


ホルモンばかりに目がいきがちな"ゆうじ"だが、正肉のレベルの高さも見逃せない。
鉄鍋で焼くヒレは、じんわりと熱が入り、ヒレの繊細さが強調される旨さ。

1品1品全ての部位が主役を張れるポテンシャルのホルモン盛り合わせ(塩)。
トングを持つ手にも力が入る。

タン

ミノ

コプチャン

フワ

ロース盛り合わせは甘めのタレで。

〆は最強のビーフカレー
昔とちょっとモデルチェンジしたが、こちらも旨い。

相変わらず最高の空間。
煙たさや席の狭さじゃなく、口に入る全てが最高なのだ。