No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2017年7月19日 和牛焼肉 KIM

不動前だけでなく白金高輪でも会長コース。
焼肉屋でありながら、ロースターを使ったのは12品中1品。
和牛はもちろんだが、小麦にまでこだわり出した料理長の衝撃的なコースは凄まじい。
もはやジャムおじさんと呼ぶしかない。
サーロインは軽く炙って握りにすると、上質なサシの甘みがご飯によく絡む。

ガリの刺身はプリプリの食感で、鮮度抜群の肉片を噛み締めれば立体感のある旨みが押し寄せる。

贅沢なローストビーフはザブトンで作られている。
周りの香ばしい食感と内部のコンストラストが凄い。


内モモの低温ローストはサラダ代わりに。

臭みの一切ない牛レバのパテ。
添えてあるパンも料理長の手作り。

和牛ラザニアの生地も料理長、いやジャムおじさんの手作り。

ジャムおじさんのパンの中でも最も衝撃的なのがカレーパン。
焼肉屋らしく極上の和牛がふんだんにはいったカレーは抜群に旨いのだが、パン生地も手作りで、揚げ立てのカレーパンは人生一のカレーパン。
パン屋さんに食べてもらいたいほど旨い。


ハンバーグはレアな仕上がりは魅力的。

遂にロースターに火が付いたのだが、網の上に乗せられたのはハラミ。


メンチカツバーガー
ジャムおじさんの作るバンズの旨さは専門店のそれを軽く超えている。
小麦の味がしっかりと出ていて、最高のメンチカツを包み込んでくれる。

最初の〆はヒレとフォアグラの炒飯。
贅の極みとしか言えない。



2つ目の〆はつけ麺。
もちろんジャムおじさんの手打ち。


満腹なお腹をさすりながらパン工場を出たが、ここが一体何のお店なのか誰も分からない。