No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2017年9月7日 蕃 YORINIKU

肉好きは9月7日を忘れてはならない。
遂に新しい”よろにく”がオープンした。
場所は恵比寿駅から徒歩2分のGEMS恵比寿の最上階。
南青山”よろにく”のクオリティそのままに、更に生肉まで繰り出せる。
まだまだ気が早いかもしれないが、お任せの幅も南青山よりもぐーんと広がるだろう。
とにかく凄いことが起きる予感しかしない。
この日はオープン初日ということで、VANNEさんの遊び心により、見たこともないシャトーブリアンを使い切ったビフカツサンドが登場。
通常、他のお店がこういったことをすると、楽しいだけで全く旨くないことが多いが、しっかりと旨いクオリティに持っていくのがVANNさんの凄いところ。
光栄にも、私はVANNEさんからの指令を受け、とんでもないシャトーブリアンの塊を焼かせてもらった。
しかもカリカリに火を入れちゃダメ、という無理難題付きで、、、
私が中心まで熱を伝えた後、早川さんがキレイに揚げてくれて完成。
オープニング記念としてのインパクトは超ド級だろう。
とにかくこれからが楽しみすぎる新店。
おめでとうございます!
シルクロースの棒寿司
中には松茸入りで上にはキャビア
生ならではのサーロインの甘みが最高。


センマイ刺し
シャキシャキな食感。

ユッケ
何の躊躇もなく食べれるユッケ。
バケットに乗せることで食感が絶妙な域に到達する。


薄切りタン
繊維にそった独特なカットの薄切りタンを焼き、松茸と塩昆布を巻いて食べる。
タンと松茸の香りのマリアージュ

ハツ
強火で表面をさっと焼き、レアの食感を楽しむ。

タン元の開き
片面焼きで表面の滑らかさを楽しむ。

ハラミ
出所が分かる希少なハラミ。
但馬牛のハラミと山形牛のハラミのありえない食べ比べ。


シンシン
都内で最も価格設定の高い炉窯ステーキ店に納められたのと同じ個体の純但馬血統。
贅沢すぎます。

ツチノコ
田村牛のツチノコは肉の味が強く、繊細な食感。

松茸のお吸い物
お吸い物まで贅沢。

もつ煮込み
プルプルのホルモンが上品な出汁で仕上がっている。

シャトーブリアン
ふわふわの食感で、究極の肌理の細かさがここにある。


ミノ
舌のリセット。

シルクロース
“よろにく”といえばコレ。

ヒレカツサンド
1キロはありそうなシャトーブリアンを塊のまま火を入れ、最後にこのまま揚げるという大胆なヒレカツサンド。
VANNEさんの遊び心満載の素晴らしさ。











ザブトン
“よろにく”では久しぶりに食べたノーマルザブトン。

サーロイン
南青山の”よろにく”の初期によく食べていたスティック状のサーロイン。
おろしポン酢と香味野菜で食べる懐かしい味わい。