No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2009年3月28日 ジャンボ 篠崎本店

後輩夫婦がジャンボの予約をしてくれたので、ありがたく同席させてもらった。
まずはレバ刺しだが、甘みがあってなかなかの旨さだ。
サービスしてもらったタンの赤ワイン煮はかなり旨い。
これには最初からパクついてしまった。

希少部位に目がいきがちなジャンボであるが、必ず頼むのが上タン。
これがジューシーな旨みがいっぱいなのだ。
一同"旨い"を連発していた。

あのジャンボの旨いタレにもまれて登場したのはロース、ハラミ、イチボ。
ロース、ハラミは相変わらずの旨さで言うことなし。
特筆すべきはイチボだろう。
カットのよるところも大きいだろうが、イチボ特有のジューシーさもありつつ、柔らかさと脂の甘みが際立っている。
これはご飯が進んでしょうがない。

ホルモン、蒸し豚、そしてシャバ臓焼きを堪能してから更なる希少部位へ。
まったくしつこさを感じさせず、甘さが素晴らしいミスジには、いつもながら感服せざるを得ない。
このカット、タレ、肉質の組み合わせはジャンボとよろにくだけでしか味わえない。

今回間違いなくNo.1だったのがザブトン。
ザブトン特有の脂の甘さと蕩け具合が、かつてないほど強烈である。
見た目も当然旨そうなのだが、食べると見た目以上のインパクトに襲われた。
これをご飯無しで食べるのは拷問に近い(笑)

しっかり熟成された芯ロースは、今までジャンボで食べたMeatの中で一番の厚さである。
その厚さとは裏腹に、歯に抵抗を与えない柔らかさが不思議だ。
脂の若干多い部分を食べてもしつこさを感じないのも素晴らしい。

〆は三角カルビで、バラのジューシーさを堪能した。
これが旨かったというのは、言うまでもなく伝わると思うが。

唯一の心残りはトモサンカクが品切れだったことだろう。
あ〜ジャンボのトモサンカクが食べたい。
食べたくて仕方ない。
すぐに予約が必要だろう。