No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2010年12月17日 焼肉酒家 傳々

最近たまにある焼肉案内係り。
今回は社内の他の部の忘年会メンバー様を東京最高峰の一角、"傳々"にお連れした。
刺身盛り合わせ
レバ刺し、センマイ刺し、上ミノ刺し、ハツ刺し、牛刺し、タンユッケの盛り合わせ。
どれもピカピカで鮮度の良さは一目瞭然。
今回の私のオススメはハツ刺しとタンユッケ。
他のお店とはステージが違う印象。
たまにはちょっと違う刺身も食べたいかな。。
中毒度 4

ハラミカツ
ハラミの一番肉厚で上質な部分を贅沢に揚げて、特製デミグラスソースで味付け。
弾力に富んだ肉繊維ではなく、奥歯であっさりと噛み切れる食感。
鉄分を感じさせる肉汁と衣の相性も抜群。
前回より衣が薄くなって、改良の形跡発見。
中毒度 5


タン元
私には見慣れたピンクのタン元も、他の人には初体験のPinkだったようだ。
毎回素晴らしいタン元を確保している仕入れ力は恐ろしい。
中毒度 5


ハラミ
こちらも肉厚な極上部位を。
山葵はちょっとが私のオススメ。
肉汁ジュースが溢れます。
中毒度 4

上ミノ
他店のミノと一線を画すミノ。
食感、味付け共に文句のつけようがない。
中毒度 4


塩ホルモン
東京で食べれるシマチョウの最高峰が月島で食べられる。
とはいえ、今回のシマチョウの歯切れはいつもよりちょっと劣るかな。
中毒度 3

シャトーブリアン
細かなサシの融点の低さで蕩ける柔らかさではなく、繊細な肉繊維がほどける柔らかさ。
飲み込まないでもっと噛みたいのに。
焼肉屋さんではなかなかお目にかかれないレベルの肉質。
中毒度 5

リブ芯
本日文句無しでNo1。
強めに焼いたにもかかわらず、旨みがしっかりと残っていて、香ばしさと肉の旨みがすごい。
中毒度 5+


リブ巻き
ロースの一部であるにもかかわらず、バラに負けない濃厚なサシの甘み。
それでいて、バラよりも脂の後味がさっぱりしている。
中毒度 4


ハラミ大阪風
牛は個体差の激しい生き物であるが、2頭分の肉厚極上部位を使用。
いっぺんに焼いたらどっちか分からなくなってしまった(汗)
それにしても、この味付けは罪。
中毒度 4



ヒレカツ
ハラミカツがあまりに旨かったんで、高矢店長にお願いして作ってもらった特別メニュー。
かなり大きな塊で揚げてくれたので、火入れがちょっと難しかったようだ。
しかもヒレの中でも脂の多い、細い端っこの部分。
カツとしては間違いなく旨い。
そして、たしかに旨いのだが、ヒレらしい食感があまり感じられず、ちょっと残念。
ヒレカツにはやはりシャトーブリアンから太めで赤身の多い部分辺りが良いのだろう。
贅沢ばかり言って本当にすみません。
反省しつつも、究極のヒレカツが食べたくて・・・。
中度度 4


この日を境に肉断ちの苦行が始まる。
毎年恒例の年末の資格試験への勉強に集中せねば。
こんなに旨い焼肉を食べたのであれば、頑張れそうだ。
勤勉を肉に誓う。