No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2011年2月13日 ジャンボ 篠崎本店


日曜の昼間、我慢できずに嫁さんに進言。
どうしても"ジャンボ"に行きたい、と。
無事承認され、意気揚々と篠崎に乗り込んだ。
今回のお任せは塩ダレのササからスタート。
塩ダレの濃さはあるが、ササの豊富な脂がまろやかに包み込んでくれる。

ランプは旨み十分で、"くにもと"と争う赤身の旨さ。

シンシンもランプ同様で、奥深い旨みが広がる。

極上の薄切りサーロインと卵が運ばれてくると、野原焼きの幕が上がる。
ちょい焼きでも旨し。
よく焼きでも旨し。
計算しつくされた味付けとカット。

三角カルビは、食感は良かったが、味わいは薄い。
ただし、タレたっぷりで、ご飯のお供にすると最高。

今回間違いなくNo.1だったのがイチボ。
大判の薄切りで、カットのレベルの高さが伝わる。
ジューシーで甘みも強く、赤身特有の旨みも兼ね備えている。

ミスジとザブトンは"ジャンボ"の看板と言えるが、いつも通りの安定した旨さ。
最近は"ジャンボ"を模倣したお店が多いが、このミスジとザブトンに関しては、似て非なるものと感じる。
やはり"ジャンボ"は唯一無二の存在だ。


ちょっと足りないのでここから追加。
やはり食べないと落ち着かないのが上タン。
今更塩物と思うかもしれないが旨い物は旨い。
サクサクとした食感と濃厚な旨みに身体が落ち着く(笑)

最後はアグー豚の肩ロース。
脂が驚くほどサラッとしていて、何とも言えない旨みがある。
一人でぺろりと食べれてしまうほど。

贅沢なことに"ジャンボ"に通いすぎてありがたみが薄くなってしまった為、無理してしばらく間隔を空けていたが、久しぶりの訪問で再認識。
揺るぎない都内トップレベルの実力。
ジャンボ伝説は永遠に続く。