No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2011年3月25日 焼肉酒家 傳々


前回の訪問から3週間とおかずにまた来てしまった。
前回はタン元とレッドカーペットのインパクトが強すぎたが、今回はなんと言ってもハラミに尽きる。
ここまでハラミの真髄を味あわせてくれるお店があるだろうか。
ハラミ刺し
"傳々"はお初のメニュー。
ハラミ刺し自体出してくれるお店は少ないが、たいていはかなりの小振りにカットされている。
食感等を考えると、それがベストだと私自身も思っていたのだが、今回その考えが覆されてしまった。
とにかく一切れが大振りなのだが、噛んだ時の食感がすごい。
ハラミ特有の肉繊維の弾力はあるのだが、それが心地良く噛み切れ、旨みが脳に響く。
今まで色々とハラミ刺しを食べてきたが、過去最高のハラミ刺しに出会った。

究極ハラミ
薄切りのハラミを塩と山葵で。
定番のメニューである。
山葵が少なめの方が、ハラミの肉汁の旨みがダイレクトに感じられるので、個人的には好きだ。


ハラミ大阪風
究極ハラミより若干厚めのカットで、独特のタレで味わう。
『焼肉はご飯と』と考える方には必須のメニュー。
ハラミの旨みと食感、そしてタレの旨さという全てのバランスが素晴らしい。


ハラミカツ
生とも焼きとも違う味わい。
肉繊維の弾力と衣の食感、なによりデミグラスソースたっぷりで頬張ると、笑顔しか出ない。


今回の4つのハラミのメニューは、どれも全く違った味わいで、ハラミの魅力を存分に堪能することができた。
どのメニューにもハラミの肉厚で上質な部分を使用できる仕入れ力にも驚かざるを得ない。
ハラミ以外のメニューも毎度の事ながらすごかった。
刺身盛合わせ

タン元

上ミノ

塩ホルモン

シャトーブリアン

リブ芯

リブ巻き

ウデ

ミスジ

ササミ