No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2011年5月25日 吉澤


芝浦に加工工場を持ち、目利きによって極上の雌牛のみを仕入れるお肉屋さんが母体の"吉澤"。
お店は当然精肉店を併設している。
今回は焼肉ではなく、最高峰の精肉屋さんで最高峰のお肉を味わってみたいと思う。
霜降り牛炙り肉の握り寿司
お肉のカットは握りにはちょっと厚いかな。
"よろにく"で食べる握りのようなバランスが欲しい。
お肉自体は旨いので、ちょっと勿体無い。
満足度 3

サーロインステーキ
ステーキは厨房で焼かれて運ばれてくる。
昔懐かしい(?)鉄板型のお皿で運ばれてくるので、ささっと食べないと火が入り過ぎてしまう。
ステーキソースも何とも懐かしい。
最高のお肉を昔ながらのスタイルで食べる。
勿体無いという思いと、すごい贅沢という思いが・・・。
鉄板とステーキソースのせいもあって、ちょっと油っぽいが、お肉は柔らかさが十分。
満足度 3

テンダーロインステーキ
サーロインステーキと同じスタイル。
厚切りのヒレで、ヒレ特有の肉繊維が解ける感じはないが、とにかくしっとりと柔らかい。
ステーキソースが強いので感じ難いが、お肉自体は旨い。
でも、このステーキソースは懐かしい味なので好きだなぁ。
満足度 4

オイル焼(特選)
特選はロースとヒレの2種類が入っていて、こちらは目の前で焼いてくれる。
ロースはそれほど厚くないが、表面をカリッとした感じに焼き上げてくれ、ステーキで感じたようなしつこさはない。
網焼きとはまた違った感じで、これはこれで十分旨い。
ヒレはしっとり・ふんわりとしていて、肉繊維は極上の柔らかさ。
そして旨みもある。
ヒレは網焼きよりもふんわりと焼き上げられる可能性があるかも。
満足度 4

すき焼(松)
関東風のすき焼き。
香ばしさはないが、お肉の柔らかさ、割下で際立つ脂の甘みを堪能。
満足度 3

牛諸味噌焼き
モモあたりと使っていると思われるお肉も柔らかく、甘みのある諸味噌が旨い。
満足度 3

和牛ハンバーグ
"肉の万世"を彷彿させる鉄板とソースのハンバーグ。
火が入りすぎかな。
満足度 2

ステーキ重
お店の方はうな重をお肉にした感じと言っていたが、まさにそんな感じ。
モモ肉も柔らかでお昼にちょうど良い。
満足度 3

全体的に最高峰のお肉を昔ながらのスタイルで食べる感じで、せっかくのお肉の味を最大限に活かせていない印象を受ける。
もし調理法が違っていれば、素材のレベル的には全て満足度が+1になってもおかしくないだろうなぁ。
モモも焼肉で食べたら旨そうだし。
とにかくすごい贅沢。