No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2011年6月27日 よろにく


ついにやってしまった。
初めての一人"よろにく"を。
実は翌日に"よろにく"での焼き予定が入っていたのだが、見島牛があるってことで、夕飯としてちょい焼きしに行ってきたのだ。
まずはカメノコ刺し。
お肉に味は乗っているが、風味が強いってわけではない。
印象的なのが、弾力がすごくあるところ。
これは肉質が硬いって感じではなく、押し返す様な弾力。
これらが見島牛の特徴か、熟成の問題かは不明。

今度はカメノコを焼いて食べる。
印象は刺しとそれほど変わらないが、軽く火を入れた方が好みかな。

続いてトモサンカク。
黒毛和牛のようなサシを想像したが、意外に控えめなサシ。
こちらも弾力に富んだ肉質で、カメノコに比べると旨みが弱い。

見島牛はここまでで、〆に生肉丼をVANNEさんにお願いしてみる。
以前食べたことのあるタイプではなく、今回はユッケと納豆を混ぜるタイプ。
これが想像を超えて『アリ』と言える。
納豆と生肉って合うんだなぁ。
旨い。

外国品種とのかけあわせをしていない純潔の在来種ということで、黒毛和牛の特徴であるサシや細やかな肉繊維がより強調されているのかと期待していたが、今回はそういった特徴を感じることはできなかった。
限られた部位しか食べていないので難しいところだが、薄切りの焼肉というよりは、厚切りのステーキ等で食べた方が、そのポテンシャルを発揮しそうな見島牛。
その貴重なお肉を食べれたことに感謝。