2012年10月19日 銀座 コバウ
まともな焼肉屋さんが少ない印象を受ける銀座で、本当に旨い焼肉屋さんを目指している"コバウ"。
今回も改善検討中のコースにチャレンジ。
喉仏のスープ
コラーゲンがたっぷりと染み出しているような滋味に富んだスープ。
入っているタン筋も柔らかく、非常に旨い。
満足度 4
新鮮生レバー焼き
プルリとした官能的な舌触りで、もう少し甘みが強ければ素晴らしかった。
満足度 3
黒毛和牛タン3種盛り
生の黒タンのタン先、タン筋、タン元の盛り合わせ。
黒毛和牛のタンやハラミは、長年の信頼関係の上で、より上物が仕入れられるようになると聞いていたが、何故"コバウ"はこんなにも急激に、これ程の黒タンが仕入れられるのだろうか。
驚かずにはいられないレベルのタンだ。
満足度 5
串焼き
レバーは素揚げ、銀杏、シマチョウ、ハラミを串焼きに。
色々と研究中なのが良く分かる。
が、串だと焼きムラが出来やすく、特にシマチョウに焼きムラは気になる。
満足度 3
肩芯
厚切りのブロックカットの肩芯。
赤身の旨みとサシの甘みのバランスが取れていて、しつこさを感じない。
満足度 4
肩ロース巻き
良い意味で巻きっぽさを感じさせない肉質。
サシよりも赤身のしっかりとした味わいが口の残る。
満足度 4
肩三角
赤身らしいコクがあり、上品な旨さ。
満足度 4
友三角
サシが入っているが、それは驚くほどあっさりしている。
満足度 4
トウガラシ(薄切り)
甘みのあるタレで揉まれているが、赤身の旨みは感じられる。
赤身好きに喜ばれるお肉だ。
満足度 4
トウガラシ(厚切り)
トウガラシの厚切りは、かなり硬く感じるのではないか、と想像したが、前歯で簡単に噛み切れる食感。
肉自体の味があり、食べ応えもある。
満足度 4
シンシン
前回はハラミの塩麹漬けだったが、今回はシンシン。
旨いことは旨いのだが、このシンシンであれば塩麹でなくてもよい気がする。
味付けの変化ということであろうが。
塩麹自体も強いので、"コソット"のシキンボといった部位の方がやはり合っている。
満足度 3
ミスジ
見た目ほど筋も気にならない食感のミスジ。
満足度 3
コバウ丼
リブ芯であるコバウリブロースをふんだんに使ったコバウ丼。
贅の限りを尽くした丼といった感じで、リブ芯を何枚も重ねて焼いてから、カットして丼にする。
これがマズイわけがない。
満足度 4
切り落とし
様々な部位が含まれた切り落とし。
これだけでも食べに来たいレベル。
満足度 4
まだまだ改良中ということであったが、初訪問時とはまるで別のお店のような進化を感じる。
11月に予定されているメニュー一新日が待ち遠しい。