No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2012年11月29日 和牛焼肉 KIM


11月29日。
1年に1回の『いい肉の日』。
最高の感動を味わうために訪れたいお店は本当に限られる。
この記念すべき日も、当然料理長のお任せコースを堪能する。
白センマイ刺し
センマイ自体の食感だけでなく、野菜の食感も合わさって完成されるセンマイ刺し。
満足度 4

サーロインのローストビーフ
刺身やユッケが食べれなくなってからよく見かけるローストビーフだが、こんな物を食べてしまうと、他で満足できるわけがない。
甘みも、繊細な口当たりも素晴らしい。
満足度 5

ガリの塩ユッケ
塩の味付けで、サガリの旨みが活きる。
上品な旨さ。
満足度 4

大根ステーキ
お肉ではなく大根のステーキと牛肉を一緒に食べる。
ついつい牛肉を重視してしまうので、普通に旨い感じ。
満足度 3

握り
三角バラ、サガリ、シビレの握り。
食感の違いや口当たりがどれもはっきりと違う。
とはいえ、やはり三角バラの甘みは突出している。
満足度 4

タン元
一番の根元部分を贅沢な大きさで。
恐ろしいほど心地良い歯切れに、鼻にも脳みそにも抜ける旨み。
こんなタンは久しぶりに食べた。
満足度 5

ガリ
一瞬ハラミと見間違えるほどのサガリ
しっかりと束ねられた肉繊維から一気に押し寄せる旨み。
満足度 4

ヒレ
ヒレの盛合わせは厚切りのヒレから食べる。
赤身の力強さが前面出ているが、喉の奥で広がる旨みは実に上品。
満足度 5


シャトーブリアン
シャトーブリアンは薄切りで。
塩ダレという贅沢な味付けだが、シャトーブリアンの旨みを絶妙に引き立てるスゴ技。
満足度 5

ヒレ
ヒレ筋はカリカリに焼き上げて香ばしく。
満足度 3

ヒレ
エンピツのような1本まとまった部位。
真ん中に筋があるが、その筋すら柔らかいのに驚かされる。
適度な弾力も特徴的で、旨みもしっかりと感じられる。
満足度 4

内モモのかぶりカツのサラダ
内モモのかぶりを叩いて薄くし、これを揚げてサラダの上に。
ヒレカツとはベクトルが全然違う方向を向いているが、これが実に旨い。
満足度 4

トウガラシ
滑らかな舌触りで、奥歯の上で旨みを全て放出してくれる。
赤身のコクがしっかりとしている。
満足度 5

イチボ
赤身の旨みを放ちながら、サシの強さが前面に押し寄せる。
満足度 4

ミスジ
ミスジにしてはサシが強い。
普段と違って、香ばしさを加える焼きがぴったり。
満足度 4

肉鍋
〆は野菜の下にお肉が詰まった牛鍋。
優しい味付けで、いくらでも食べれる。
満足度 4


『いい肉の日』に相応しいお任せの内容に大満足。
それにしても、店内に知り合いのグループが2つあったのには驚いた。
焼肉好きが記念日に選んでしまうお店と言える。