No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2012年12月31日 自宅


例年大晦日はすき焼きかしゃぶしゃぶが定番だが、2012年を締めくくるのはすき焼き。
しかも"吉澤"で購入した松阪牛(33ヶ月、雌)と近江牛(35ヶ月、雌)で。
凄いのは肥育期間だけでなく、どちらの牛も吉澤さんオススメのこだわりの肥育農家さんのものだ。
これらを食べ比べる。
松阪牛は柔らかな肉質な上に、赤身の味がしっかりと乗っている。
こんなロースであれば、分厚いステーキでも食べてみたくなるほどの質。

これと対極なのが近江牛
見た目でもサシの量が全然違うが、こちらは脂の甘みに力強さがあり、それでいてしつこさがない。
卵を付けて一口食べた瞬間に至福の波が広がる。

肥育農家さんのこだわり、お肉屋さんの丁寧な仕事、そして牛の生命力まで感じられるようなお肉。
こんなお肉が食べられることに感謝。
2012年も本当に素晴らしいお肉に支えられた1年であった。