No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2013年1月3日 ジャンボ 篠崎本店

2013年の焼き初めは"ジャンボ"で。
2013年の肉運勢を占う意味でも、焼き初めは非常に重要である。
1月3日とは思えないほどしっかりしたハツに始まり、ササミも塩ダレで登場。
ササミは口の中で一気に甘みが広がる。


インパクトのあるサーロインを使った野原焼きは、割下の上品さがお肉の旨みに深みを与えている。

シンシンは生で食べたくなるほど。
しっとりとしていて、肉汁がスーっと広がる。

ここでマスターが運んできてくれたのが豚の蒲焼き丼。
鰻ではなく豚を蒲焼にしてあり、山椒が効いている。
しかもご飯の中にも豚が隠されているというボリューム。

ガリは肉繊維がギュッと詰まっていて、芳醇な肉汁をがっちりとガードしているが、奥歯で噛み締めれば、ガードは決壊し肉汁が溢れ出す。

最後の1皿はトモサンカク、ミスジ、ザブトンという御三家の登場。
若干脂の強さを感じさせながらも、タレとのバランスがしっとりと取れているので、嫌なくどさはない。
ご飯で一気に食べたいところだが、蒲焼き丼の影響でご飯は頼めず。。。



焼き初めでこれだけ満足できたので、2013年も間違いなく旨いお肉との出会いが沢山あるだろう。
"ジャンボ"に感謝。
今年もよろしくお願いします。