No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2013年5月28日 くにもと 新館


"焼肉すどう"では非常に感動した。
店主の信念、そして確かな技術にだ。
この技術の源と言えば"くにもと"ということで、なんとなく師弟ハシゴをせざるを得ないだろう(笑)
今回は上等セットに切り落とし追加と言う王道で攻める。
リブキャップ
カブリの部分だが思ったより厚めにカットしてある。
程よく水分が飛んで旨みを感じやすい。
満足度 4

ウデ
部位としての特徴は掴みにくいが、やはり適度な旨みがあり好印象。
満足度 3

ハラミ
噛んだ瞬間に一気にその姿を変えるほど風味豊かな肉汁をこぼす。
食感も言うこと無しで素晴らしいハラミ。
満足度 4

イチボ
ここからタレだが、やはり"くにもと"ではタレに移行すると更にテンションが上がる。
一際存在感を放つような力強い旨みが感じられる。
満足度 4

くりのみ
"くにもと"の良さを存分に感じさせるバランスの取れたお肉。
タレがこの部位の良さを2段階位引き上げているようだ。
満足度 4

ランプ
イチボと甲乙つけ難かったが、この日のNo.1はこのランプ。
噛み締めることで引き出されるコクと旨み。
満足度 5

サーロイン
筋が強いサーロインだが、筋以外は非常に完成度が高い。
脂のしつこさを感じさせないのは肉質か、"くにもと"のタレのおかげか。
満足度 4

切り落とし
"くにもと"の技術が集約したメニュー。
それを考えるとこの値段も高く感じない。
満足度 4

やはりしっかりとした職人さんのいるお店は素晴らしい。
お肉の仕入れによって、今回より良い日はもっとあるだろうが、いつ行っても満足できるのは職人技術の高さと言える。