No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2014年3月22日 自宅


びっしりとサシに覆われているわけではない。
多すぎず、かといって少なすぎず、すき焼きという料理を考えた時の適度なサシ。
赤身からは割下に負けない昔ながらの牛の味がしっかりと感じられる。
口の中で蕩けて消えてしまうわけではないが、上品で繊細な食感が魅力的だ。

こんなすき焼きが自宅で食べれるのは、信頼できる精肉店を見つけることができたからだろう。
今まで数多くのお店精肉店でお肉を購入してきた中で圧倒的な肉質で全幅の信頼を寄せているお店がいくつかある。
東京であれば"銀座吉澤(吉澤商店)"や"明治屋"、関西であれば"肉処 樹"、"ミカゲヤ"、"竹園"などがそれだ。
今回はその中でも私が惚れ込んでいる川岸牧場の神戸牛・但馬牛がいつでも買える"肉処 樹"で今回はロースを買ってすき焼きに。
もはや言葉を失うレベルだ。