2014年4月9日 和牛焼肉 KIM

数日前に全身が痺れるほど衝撃を受けた"KIM"に間を置かず再訪。
前回のような素材に対する爆発度はなかったが、相変わらずの料理長の創意工夫に今回も完全に満足してしまった。
新じゃがのスモーク
いきなり新じゃがでお肉とは関係のないお通しかと思いきや、かぶりつくと牛肉の味がする。
なんと新じゃがは牛脂で揚げられていたのだ。
更にスモーク感が強く、いくつでも食べれてしまいそう。
満足度 4

握り3種盛り
盛合わせの内容は友三角の炙り、シビレ、ハラミの軍艦といったアレンジの効いた内容。
全て旨いのだが、特にハラミの軍艦は弾力のある独特の食感で味の濃い。
満足度 4



刺身の3種盛り
握りに続いて刺身も盛合わせで、ハラミ、タン、タンの炙りが鎮座している。
タンもハラミもぷるぷるしていて鮮度が抜群。
シンプルでありながら絶対的な素材の旨さが際立っている。
満足度 5



タン元
タンの根元の部分を贅沢なブロックカットにしてある。
サクリと前歯が食い込めば、ほのかに甘みすら感じさせる肉片が眠っている。
満足度 5


ハラミ
かつての"Big Mam"を彷彿させる豪快な岩塩を身にまとったハラミが登場。
この岩塩が身に危険を感じさせるほど爆ぜる。。
火傷恐れず焼き上げた結果、最高級の肉汁カプセルに仕上がった。
満足度 4

天ぷら
焼肉屋さんで天ぷらとは驚きだが、盛られているのはシビレとフキノトウでコンソメ風の汁で頂く。
フキノトウは想像付くだろうが、シブレの天ぷらは想像を遥かに超える完成度。
衣の下から現れるトロリとした旨さが忘れられない。
満足度 4

中落ちカルビ
最近はちょっと避けがちな中落ちだが、やはり脂の質が良い中落ちは驚くほど旨い。
こういった脂の質の和牛が増えればどれだけカルビの需要が増えるだろうか。
満足度 4

肩ロース
僅かに筋っぽさを感じさせるが、その噛み応えすら味わいの演出をサポートしてくれる。
肉々しい味わい。
満足度 4

ヒレ3種盛り
ヒレも脅威の3種盛りでシャトーブリアン、ヒレミミ、テンダーロインがラインナップされている。
これは何と言ってもヒレミミが秀逸。
ジューシーで鼻腔をくすぐる風味とコクがある。
満足度 4




内モモのカツのサラダ
お肉が続いたところでサラダ。
上にはどでかい内モモのビフカツが乗っかっている。
ビフカツがすこぶる旨いのだが、ちょっとドレッシングのアクセントが強すぎるかな。
満足度 3

肩ロース
先ほど厚切りで食べた肩ロースを今度は薄切りタレで。
満足度 4

友三角
一瞬で溶けて脂の甘みだけが口に残る。
ご飯か何かと一緒だとバランスが良さそうなのだが。
満足度 3

サーロイン
脂が強いのだが、赤身の旨みがそれに負けていない見事なサーロイン。
食感も上品で素晴らしい。
満足度 4

味噌サーロイン丼（肉吸い付）
サシの甘いが前面にでるサーロインを味噌が見事にまとめ上げてくれる。
香りも良くご飯が止まらない旨さ。
満足度 4