No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2014年9月29日 和牛焼肉 KIM


お肉を色々なお店で食べていると贅沢な思いに駆られることがある。
ここのお肉をあそこのお店で焼いてもらったら!?
あの生産者のお肉をこのお店で焼いてもらえたら!?
そんな思いから『本気のBBQ』を開催することに。
私が食べたいお肉を信頼する生産者やお肉屋さんを頼りに集め、それを私の好きなお店の食べ方で!
そんな最高の会の会場の下見をこの日に行い、帰りは会場から徒歩圏内の"KIM"で軽く打ち合わせ。
ツラミの橙ジュレかけ
味の濃いツラミに柑橘系のインパクトがぶつかるのだが、全体としてすごくまとまっている。
ツラミだからこその旨みも。
満足度 4

ヒレの低温ローストビーフ
前回に引き続き2回目のヒレのローストビーフ
断面を見れば、いかに丁寧に火入れをしたかが分かる。
生じゃなくてしっかりと熱が芯まで届いているのだ。
満足度 4

タン元
タンの根元側3分の1位だろうか、根元のサシがしっかりと入った部分だけを縦ではなく横に長いカットで。
繊維に対しての包丁の入れ方は"金竜山"も一緒だが、薄切りではなく厚みがあるとコリコリとした食感とよりジューシーな旨みが強い。
満足度 5


リブロース
サシは入っているが、それがサラサラとした脂。
舌の上に漂う旨みは強く、そして上品。
特製の出汁醤油との相性も良い。
満足度 4


頬肉の赤ワイン煮込み
頬肉の繊維質はしっかり、それでいてトロリとした食感が堪らん。
肉の旨みが凝縮して詰まっている。
ソースも焼肉屋さんとは到底思えないハイクオリティだし、付け合せのバランスも完璧。
満足度 5


ランプ
表面を見るとしっかりと水分が飛ばされているように見えるが、焼き上げて食べるとそのジューシーさに驚く。
旨みが凝縮していて、噛み締める毎にジュースが溢れ出す。
牛そのものポテンシャルが相当高い。
満足度 5


シャトーブリアン
あまり圧倒的な存在感に肉好きはひれ伏す。
お皿の上から放たれるオーラは他の部位の追随を許さない。
30分かけて焼き上げたヒレの断面を見ると、僅かながら火入れを急いだ気持ちが分かってしまう。
落ち込みつつも食べてみると舌触り、香り、旨み、その全てがほぼ完璧!
これは素材の凄み以外の何者でもない。
満足度 5+




サラダ
真空湯引きされたランプが乗った贅沢なサラダ。
満足度 4

カメノコ
程よい旨み、程よい食感、実に程良い旨さなのだ。
独特なタレは好みが分かれるところ。
満足度 4


トウガラシ
カットは食べ応え十分で、カメノコより一段しっかりとした味の濃さ。
満足度 4

巻き
脂質が問われる部位が巻き。
これが食べやすく、ここまで旨いのは素材の素晴らしさに他ならない。
満足度 4

ザブトン
サシが一気に蕩けだし、ふんわりと舌を包むように甘みが広がる。
満足度 4

フォアグラハンバーグ
ハンバーグに負けない大きさのフォアグラが乗せられた極上のハンバーグ。
内部に蓄えられた肉汁が溢れ出し、それがバルサミコのソースと絡み合うと喉の奥で旨みのハーモニーが湧き上がる。
満足度 4


カツサンド
内モモのビフカツを使ってカツサンド
ものすごい食べ応えなのだが、甘みの旨さに全員が一心不乱にかぶりついている。
満足度 5


参加者全員興奮状態で最後まで走りきったが、あまりの肉の旨さに。。。
結局"KIM"の料理長・吉田さんの繰り出す肉料理に興奮しすぎて打ち合わせはほとんど何も出来なかった。