No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2015年2月2日 よろにく


焼肉という範疇を超えて、牛肉の可能性に挑み、唯一無二の答えがないと分かっていながら牛肉を極めんとする探求心。
霜降り?赤身?熟成?
そんなキーワードだけに惑わされない、牛肉の神髄に近づくことができるのが"よろにく"のお任せコースだ。
シビレの松前焼き
昆布の旨みとカリッと焼かれたシビレの相性は抜群。
満足度 4

ヒレの炙り
ヒレの中でもサシのフィレミニヨンを軽く炙って。
しっとりとしていながら、舌に絡みつく旨みと絹糸のような繊細さが秀逸。
ヒレとは思えないしっかりとした味の強さ。
満足度 5

ハラミの胡麻味噌和え
野性味のあるハラミを、コクの甘みの強い胡麻で上品にまとめている。
完成度の高い仕上がり。
満足度 4

天然トラフグ白子のタン巻き
その名の通り、貴重なトラフグの白子を薄くカットしたタン元で巻き上げてある。
ねっとりとした白子と食感の良いタン、白子の重厚な甘みとすっきりとしたタンの甘み。
完璧すぎる組み合わせ。
満足度 5+


シンシン
シンシンは塊で。
切り分けると広がる芳醇な香り、適度な噛み応えと共に浮き上がってくる旨みが濃厚。
満足度 5


タン元
前歯に感じる食感はサクッと、後は奥歯で旨みの溢れ出す喜びを味わう。
満足度 4

カメノコウ
地味な印象のカメノコだが、素材の凄みが恐ろしいほど発揮されている。
硬くないが、柔らかすぎもせず、実に心地よい食感に、肉の甘みがじわじわと広がる。
満足度 5

ツチノコ
しっとりと繊細な食感に、上品な旨み。
満足度 4

シャトーブリアンのローストビーフ
綺麗に火入れされたローストビーフに牛骨ジュレが上品に絡む。
ほどける肉繊維から広がる旨み。
満足度 4


恵方巻
信じられないことに焼肉屋さんで恵方巻
しかもシルクロースが溢れんばかりに入って
いる。
これが旨くないはずがない。
満足度 5


シャトーブリアン
牛肉の最高級部位を余すとこなく堪能できる。
ふんわりとした食感に、甘めのタレと素晴らしいマッチングを見せる最高の肉質。
満足度 5

シルクロース
今まで何度食べたかも分からない。
それでも感動が薄れないのが不思議でならない。
満足度 4

ミノ
新鮮なホルモンは魚貝。
満足度 4

天然トラフグ白子とシルクロースの天ぷら
タンとは全く違った食感と味わいのシルクロースの組み合わせは、濃厚な旨みを届けてくれるのだが、バランスを良くしてくれているのが衣だろう。
満足度 5

シルクロースのしゃぶしゃぶ
すっきりとしたゴマダレが味を引き締め、シルクロースの甘みをより際立たせる。
満足度 5



ザブトンのすき焼き
ザブトンのすき焼きは、今シーズン最後の白トリフと一緒に。
他の食材では決して創り出すことのできない香りと旨みがザブトンをとんでもない世界に引き上げる。
満足度 5++






肉玉雑炊
〆は出汁がたっぷりと効いた肉玉雑炊。
満腹感がどこかに消えてしまうほどの旨さ。
満足度 4


"よろにく"の前に"よろにく"なし、"よろにく"の後に"よろにく"なし。
この凄みを形容する言葉が思い付かない。