No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2015年2月18日 焼肉 しみず


毎月1回、有識者(?)で行われる和牛勉強会。
2015年2月度は不動前の"しみず"にて開催。
煮込み(お通し)
この煮込みの旨さで、これから出てくる肉への期待が一気に高まる。
毎回お代わりしたくなるレベル。
満足度 4

レバ
滑らかな舌触りで甘みも秀逸。
上質なレバこそ炙れば甘みが際立つ。
満足度 4

肩ロース炙り
通常のタレではなく、甘みの強い特製タレでからめた肩ロースをさっと炙るれば、舌の上で一瞬で蕩ける。
肉の甘みもタレに負けていない。
とにかく肉が旨すぎる。
満足度 5


ハラミ炙り
薄切りながらプリプリとした食感が活きていて、奥歯が喜ぶ旨みがある。
満足度 4

厚切り上タン
正真正銘の生の黒タン。
その中でも一握りの極上品。
"しみず"と同レベルのタンが食べれるお店自体が少ない上に、値段は他店の半額位というのが信じられない。
満足度 5



ガリ
数時間前まで生きていたのかと錯覚する程力強い肉繊維を奥歯で千切れば、生命力溢れる肉汁が広がる。
満足度 4

ハラミ
プリプリと奥歯を押し返す弾力に、肉汁に溶け込んだ旨みの濃度は最高水準。
満足度 4


トウガラシ(5種盛り)
濃い肉色から想像できる通り、肉の味が極めて濃い。
しっとりと繊細な食感も普段食べるトウガラシとは違う。
満足度 4

クリ(5種盛り)
薄切りのタレでここまで肉の味が主張することが今まであっただろうか。
香りも食感も旨みも全てが高次元の完成度。
満足度 5

肩ロース(5種盛り)
しつこさが微塵もなく、ただただ甘みと肉の味が口に広がる。
これ以上のロースが何処で食べるだろうか!?
満足度 5

ウワミスジ(5種盛り)
厚切りのウワミスジを噛み締めれば、じわじわと肉の甘みが顔を見せる。
赤身本来の味わいを堪能できる。
満足度 5

ザブトン(5種盛り)
絶妙な薄切りで、舌の上でほかなく溶けてしまう。
満足度 4

テール
ニンニクがこれでもか!と効いた味付けながら、プリプリとした生のテールとの相性は抜群。
満足度 4

シマチョウ
鮮度抜群のシマチョウは歯切れが最高で、自家製の柚子胡椒とのマッチングも言うことなし。
満足度 4

ハラミ筋
ガリの真ん中の筋の部分はじっくりと香ばしく仕上げるべし。
筋の甘みがジュワーと広がれば完璧な焼き上がりだ。
満足度 4

上ミノ青唐辛子
ぴりっとした辛みがアクセントになり、クセになる味わい。
満足度 4

普段は田村牛の仕入れが多い"しみず"だが、この日はなんと川岸さんの神戸ビーフ
田村牛はもちろん、今回の神戸ビーフ仕入価格を考えれば、信じられない価格でお客さんに提供している。
とにかく清水さんの経営努力には頭が下がる。
お客がお店の心配をするほど利益が薄くし、お客さんに還元するお店。
それが不動前の"しみず"だ。