No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2016年5月27日 くにもと 新館



最近改めてその凄さを感じる”くにもと”。
派手さはない。
小細工もない。
店主が旨いと感じる肉を食べさせてくれる。
研鑽に研鑽を積んだ技術がシンプルな焼肉に凝縮されている。
これ以上ない至高のタレ焼肉がここにある。

湯引き
湯引きされているが、肉の味が抜けることはなく、むしろしっかりと感じられる。
満足度 4

ランプ(上等セット、塩)
いきなりコクのある上質なランプ。
飲み込むのが勿体なく感じるほど。
満足度 4

カイノミ(上等セット、塩)
ジューシーでありながら、その源泉はサシだけではなく、むしろ赤身の肉汁によるところが大きい。
満足度 4


イチボ(上等セット、タレ)
薄切りで肉汁が噴き出すタイプではなく、じっくりと肉の味が舌に絡みつくタイプ。
タレとの相性も抜群。
満足度 4

ハネシタ(上等セット、タレ)
今回の個体の上質すぎるサシの甘み、滑らかさが"くいもと"のタレで一層引き立てられる。
赤身の味の濃さも言わずもがな。
満足度 5


カメノコ(上等セット、タレ)
口に入れた瞬間のインパクトは弱いが、噛んだ後のインパクトはむしろ強い。
滋味深い旨さ。
満足度 4


サーロイン(上等セット、タレ)
普段お目にかかるサーロインとは完全に別物。
赤身のコクと噛むことで引き出される旨みが立体的に広がる。
満足度 5



切り落とし(コリアン風)
1皿の中が様々な部位が散りばめられた宝箱のよう。
上質なお肉を辛味の効いたモミダレ、そして柑橘系のツケダレで食べる幸せ。
満足度 4


拘り抜かれたお肉と職人の技術が合わさった最高のタレ焼肉。
"くにもと"で焼肉を食べれるということが最高の贅沢だ。