No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2016年5月29日 第四回本気のBBQ


5月の肉の日。
都内某所にて第四回本気のBBQを開催しました。
子牛価格や飼料の高騰によるコスト増、生産者の高齢化による減少等、、、
混沌とした和牛業界の中でも、意地とプライドを持って拘り続ける生産者がいる。
そんな生産者、そして和牛の本当の素晴らしさを知ってもらう為のBBQが本気のBBQ。
同じブランド名でもピンのピンは違う、同じ生産者の牛でもピンのピンは違う、ましてや同じ名前の部位でもここまで違う、ということを知ってもらいたい。
日本料理で一般的に扱われる食材のように、味にこだわればここまで違うことに気付いて欲しい。
とにかく本物を知って欲しいとう気持ちに、本物を知りたいし食べたいという方々が参加してくれた会だった。



東京の飲食店でも扱えないような最高の牛肉は、熟練の技術とセンスを持った料理人の方々のサポートの元、仕込みから調理まで行われる。
しかも回を重ねるごとにその料理人の方々がどんどん増えていってくれるのも嬉しい限り。
ブロックで届いた牛肉を午前中から仕込んでくれたのは
“よろにく”の早川さん
“コソット”の茅森さん
イデア”の菅井さん
“ヴィティス”の結城さん
















そして焼きをサポートしてくれたのは
イデア”の菅井さん
“ヴィティス”の結城さん
“カンテサンス”の岸田さん














更に焼きだけでなく、"青空"の栗田さんや"鮨さいとう"の宇井野さんといった鮨業界を代表するような名店の方々による牛肉の握りがあり、"やまの辺"の山野辺さんや"ダルマット"の平井さんをはじめ、一流の料理人の方々に牛肉を使った麻婆豆腐やパスタまで作っていただくことが出来た。






また、"よろにく"には、断面が均一な火入れの"よろにく"オリジナルのヒレカツのアドバイスを多くもらい、シルクロースのすき焼きにトリュフをたっぷり削るというBBQ離れしたメニューまで披露してもらった。









豪華なメニューだけでなく、BBQらしいピュアなメニューでは、サーロインを特製のタレで食べる焼肉スタイルや但馬牛のハラミを使ったダメ人間まで食べて、さすがに満腹状態に。



今回も多くの料理人の方々をはじめ、和牛を愛する人達の協力のおかげで無事にこの本気のBBQを行うことができた。
この場をお借りして感謝の言葉をお伝えしたいです。
本当にありがとうございました。
次回の第五回本気のBBQは更にバージョンアップ出来るように色々と準備したいと思います。