No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2016年11月22日 くにもと 本店

某同業他社の肉部の活動に社外メンバーとして参戦。
仕事の話は一切せず、ひたすら肉に向き合う素晴らしき会合である。
今回の会合の場となったのは浜松町の”くにもと”。
本店と新館が徒歩1分程度の至近距離にあり、店主・国本さんお兄さんが本店、弟さんが新館を切り盛りしているおり、この日は本店にうかがった。
“くにもと”では最初にお肉の盛り合わせ3種類から選び、足りなければアラカルトで追加というスタイル。
盛り合わせは部位や若干の量の違いで上等(6000円)、飛び切り(9000円)、別格(12000円)とあり、特別なお祝いなどあれば別格を頼みたいところだが、普段は上等で十二分満足がいく。
巷に溢れる黒毛和牛とは違う、拘りを貫き通している業者さんから仕入れる牛肉。
それを熟練の技でポテンシャルを全て引き出し、秘伝のタレで焼肉として完成させる。
今の時代の主流とは違うかもしれないが、いつまでもブレずに拘り続けるお店の矜持にはリスペクトしかない。
この日の上等。

ウチモモ(塩)


ササミバラ(塩)


ウデ(タレ)


上肩ロース(タレ)


イチボ(タレ)


サーロイン(タレ)


切り落としはタレと塩が選べるが、メニューにあるコリアンダレは辛味が効いたオススメの味付け。