No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2016年12月7日 焼肉 しみず

ちょうど"しみず"も仕入れる部位が増えてメニューも変わったばかり。
そんな中、久しぶりに開催された和牛大学の講義。
今回の実習は”しみず”で学長コース。
まぁ学長コースということなんですが、要は会長コースです(笑)
前菜はプレーンで炙ってから。
炙ることで香りがより引き立つ。

生の黒タンは捌き立てホヤホヤ。
一切の臭みのなさは抜群の鮮度から。
禁断の上側と下側の食べ比べにハマり中。





黒毛和牛のハラミも当然生。
プリップリの食感で口から溢れそうになる肉汁を必死に飲み込む。




タレの4種盛りはシンシン、シキンボ、イチボ、リブ巻き。
今までは肩を分割した部位だけだったが、モモやロースも仕入れることで部位がかなり豊富になった。
もちろんクオリティは、上がることがあっても下げることはない。
肉のコクと旨みが詰まった最上級の部位たち。


サーロインはド迫力。
薄切りでも見事な手切りには息を飲んで見入ってしまう。
そして、このサーロインには肉の旨さの全てが詰まっていると言っても過言ではない。





ホルモンはシマチョウ、テール、上ミノ青唐辛子まで。



これだけ食べると確信せざるを得ない。
この"しみず"が東京の純焼肉の頂のすぐ側まで来ていることを。
惜しみない手間暇とこだわり、プライドがなければ到達することが出来ないレベルに"しみず"はいる。