No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2016年12月22日 都内某所


2016年もそろそろ終わり。
年末に相応しい、肉好きらしい会として、田村牛の極上のヒレを1本丸々仕入れ、それを自分で捌きながら食べ尽くすという会を行った。
いつもお世話に名ている吉澤畜産に用意してもらったのは
個体識別番号1444526576、月齢33ヶ月、雌、田村牛
血統は百合茂-安福久-勝忠平
初めてヒレを捌いたが、これが想像以上に楽しい。
脂の中から顔を覗かせる真紅の身。
捌きながらの味見が止まらないのは問題かもしれない。







ヒレ刺し

ヒレユッケ


ヒレユッケ

ヒレユッケ

ヒレすき焼き with フォアグラ

ヒレカツサンド


甘み、香り、そして噛み締めることでぐんぐん広がる旨み。
これだけ色々なお店でヒレが食べれる時代でも、このクラスのヒレには滅多にお目にかかれない。
単なるヒレではなく、個体が持つポテンシャルが全て引き出された田村牛ならではの味わいとの出会いに感謝するしかない。
ちなみに黒タンをはじめとした内臓まで。



こんな贅沢なBBQが出来る環境にも感謝。