No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2017年1月2日 自宅(銀座吉澤)

2017年の和牛初めは実家でのすき焼き。
毎年年末か年始に実家ですき焼きを食べるのが恒例になっているが、今回もいつも通り”銀座吉澤”で厳選してもらったお肉を送ってもらった。
東京に数えきれないほど精肉店があるが、”銀座吉澤”ほど上質な個体を販売している精肉店は見た事がない。
しかもデパートの精肉店と比較すると肉質に雲泥の差があるにもかかわらず、価格は圧倒的に”銀座吉澤”の方がリーズナブルというのが信じられない。
今回の厳選されて送ってもらったのは
吉田さんが肥育した特産松阪牛(純但馬血統、雌)、月齢41ヶ月

岡崎さんが肥育した近江牛(純但馬血統、雌)、月齢44ヶ月

田村さんが肥育した田村牛(雌)、月齢31ヶ月

で全てロース(リブロース、サーロイン)。
割下は某店にお願いして、お店で使っているものを分けてもらいました。
三肉三様。
繊維のほどけ具合、割下を押しのけて主張する肉の旨み、脂の甘みと引き加減、そして香りに至るまで、それぞれの違った凄さを教え、どれが一番とはつけられない。
とにかく新年早々贅沢過ぎる食べ比べに気持ちが引き締まる。
2017年も最高の肉が食べれる予感がビンビンして仕方ない。