No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2017年4月4日 くにもと 新館

私には毎週でも食べたくなる焼肉がある。
肩肘張らずに、気楽にお店を訪ね、その日のオススメをさっと食べる。
大声で拘りを押し付けるのではなく、気の遠くなるような仕込みの末に完成する芸術品を黙ってテーブルに置くのだ。
あとは食べ手の技量が試される。
そんなお店が渋谷の"ゆうじ"と浜松町の"くにもと"。
シンプルでありながら日本一のタレ焼肉。
まさに至高の焼肉がここにある。
湯引き
本店のローストビーフに対して新館では湯引きがメニューに並ぶ。
口に含んだ瞬間のあっさり感から、噛む程の増す旨みを楽しみたい。

上等セット
この日は全ての部位が田村牛。
そしてこの最高の和牛の旨みを引き立てる"くにもと"のタレ。
これを田村さんが食べたら、喜んで泣くと思う。

カイノミ

ランプ

友三角

カメノコ

サーロイン

リブキャップ

カイノミ
お代わりのカイノミはタレで。

切り落とし
端っこの部位をいかに美味しく食べさせるか。
そこから技術の高さが伝わってくる。
コリアン(辛味)ダレで。