No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2017年4月20日 ゆうじ

前回の訪問日から数日、また渋谷に来てしまう。
飽きない。
疲れない。
すぐにまた食べたくなる。
それが”ゆうじ”。
ハラミ筋おでん
ホロホロに煮込まれたハラミ筋に優しい出汁。
心がほっこりとする旨さ。

刺身色々
鮮度が光るハツ、ハラミ、ツラミ、センマイの盛り合わせ。

レバステーキ
鮮度の落ちるレバほど、火を入れると臭みが出るが、このレバは雑味がなく純度の高い甘みがしっかりと広がる。

ミノ刺し
コリアンテイストな辛めの味付けが、ミノのザクザクとした食感にマッチする。
後を引く旨さ。

モツ煮
ホルモンにこんにゃくのシンプルな姿ながら深みのある味わい。


塩ホルモン色々
タンは根元の部分が分厚くカットされ、大量の旨みが閉じこまれている。
脂たっぷりとのスイゾウは舌の上で消えてなくなるほど儚い。
独特の食感のフワは泡が出てきた頃が食べ頃。
臭みが皆無のコプチャンは何個でも食べたくなる。





塩ホルモン色々2
赤肉系の塩ホルモンは薄切りのカシラに分厚いハラミ、そしてテール。
噛むほどに味わいが強くなる部位をそれぞれにあった絶妙なカットで提供してくれる。




タレホルモン色々
"ゆうじ"の真骨頂がこれ。
丁寧に下処理されたホルモンを包み込む素晴らしいタレ。

明らかに仕事が違う。
ここまでやりきる丁寧な仕事を楽しむことができる幸せ。
パフォーマンスに意識を持って行かれているようなお店があるのであれば、ぜひ”ゆうじ”の仕事を目指して欲しい。