No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2012年4月19日 九州和牛 SATOブリアン


夕方、予約していたホルモン屋さんから携帯電話に残念なお知らせが。
諸事情により、急遽当日営業が出来なくなってしまったとのこと。
最高のレバ刺しとシマチョウが食べたくて予約していたのだが、事情が事情だけに仕方ない、と納得したのだが、予想通り"ゆうじ"は満席で予約が取れない。
いきなり肉難民となってしまい、救助を求めたのだが、救助隊として手を上げてくれのは"サトーブリアン"であった。
この"サトーブリアン"に来たら、ぜひ勇気を出して魅力的なメニュー表を伏せ、『タンとハラミとシャトーブリアンをBカットで!』とオーダーして欲しい。
ちなみにBカットとは、この日私が食べたお肉のカットの事で、"サトーブリアン"のロースターで一番美味しく食べれるカットだと個人的に思っているカットのことである。
タン
タンは根本の綺麗なピンク色の部分が贅沢に切り出されてくる。
前歯に伝わるサクッとした食感の次は、奥歯に伝わるムッチリとした食感、最後は湧き出るような肉汁が押し寄せる。
肉汁の旨みがちょっと弱いが、食感は完璧な生のタン元。
満足度 4


ハラミ
弾け飛ぶ肉々しい肉汁を最高に味わう為に、ハラミは一番分厚い部分を超厚切りのブロックにしてもらう。
しっかりと焼いたハラミを噛み千切った瞬間に、身体に電流が走るほどの衝撃。
そして一噛み毎にお肉を食べる喜びを再認識させてくれるようなハラミ。
満足度 5



シャトーブリアン
今回は熊本和王のシャトーブリアン
Bカットの分厚い塊にゆっくりと熱を当てて、眠っていたお肉を起こしてあげ、最後に焼いて仕上げる。
焼き上がったシャトーブリアンは、肉繊維の1本1本が繊細でありながら、しっかりと自己主張をするように存在感を出している。
贅沢を言えば、旨みがもう少し強ければ言うこと無しであったが、何とも芸術的なMeatである。
満足度 4



イチボ
薄切りのイチボをサービスで出してもらった。
これも旨し。
満足度 3

私の好きなお店"SATOブリアン"。
そんな思いから、サトーさんにお願いして出してもらっているBカット。
ぜひお試しあれ!


前回の"SATOブリアン"での焼き講座の様子もどうぞ!