No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2014年11月26日 スタミナ苑

日本一有名な焼肉屋
予約が取れず行列が耐えない焼肉屋
総理大臣ですら並んで食べる焼肉屋
"スタミナ苑"を説明する上で、そのエピソードを上げればきりがない。
ここ10年の焼肉業界の進化は凄まじい。
以前は"スタミナ苑"でしか食べれなかったような鮮度の内臓が食べれるお店もチラホラ出来ているのも事実。
しかし、本物の職人の仕事に追いついているお店はほとんどない。
店主・豊島さんが今なお進化させ続けている"スタミナ苑"の焼肉は、他のお店に翻弄されない本物だけの味がある。
炙りハツ
何度か食べている炙りハツだが、今までで一番の絶妙な火入れ。
ハツの鉄分っぽさが残り、それが味に深みを見せる。
満足度 4

上タン
日本酒が効いた"スタミナ苑"独特の塩ダレがタンに絡む。
見た目は普通だったが、食感はサクサクで見た目以上の満足感。
満足度 4

特上ハラミ
極上品のオーラを放つハラミには細かなサシがびっしりと。
それに加えて隠し包丁が入っているので、口の中でホロホロと崩れ落ちるハラミは、香り豊かな肉汁を閉じ込めている。
満足度 4

ミックスホルモン
"スタミナ苑"をここまで押し上げた功労者を1人だけあげるとすれば、このミックスホルモンではないだろうか。
ハツ、コブクロ、センマイ、ギアラ、シマチョウがそれぞれ違った食感を楽しませてくれる。
満足度 4

ナンコツの酢味噌和え
じっくりと柔らかく煮込まれたナンコツ。
旨いことは旨いのだが、特筆すべき点はないかな。
満足度 3

上ミノ
ピリ辛の味付けでオーダーした上ミノは、ザクザクとしたミノらしい食感に劣る。
満足度 3

炙りレバ塩
滑らかな舌触り、臭みの無い香り、そして甘み。
全てが満点に近い素晴らしいレバ。
満足度 5

マクラ
噛み応えのある食感だが、それ以上に肉の味がしっかりとしている。
肉を知り尽くした包丁の入れ方。
満足度 4


ヒレ
オーダーした枚数全てが整うことの無いヒレ
今回も1枚だけ混じってました(笑)
これが"スタミナ苑"らしい。
潔くジャンケンで。
満足度 4

特選上カルビ
三角バラというよりはザブトンっぽいのが特選上カルビ。
脂の質は去勢っぽいが、レアよりもほんの少しだけ焦がすような、タレの香ばしさが活きる食べ方がマッチする。
満足度 4

赤身
噛むごとに肉の味が出てくる。
タレとの相性はやはり良い。
満足度 4

テグタン
他のお店のテグタンとは全くの別物だが、これが抜群に旨い。
これをランチで食べれたら幸せなのだが。
満足度 4

〆の杏仁豆腐を食べてお店を出るときに感じる心地良さ。
これは接客の心地良さとお皿の上のお肉のされた職人技の心地良さのマリアージュ
開店前に並んだ苦労を全て忘れさせてくれる心地良さだ。