No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2017年5月29日 ジャンボ はなれ

"ジャンボ"の強みは、篠崎本店、本郷店、はなれ、白金店と4店舗あるにもかかわらず、それぞれの店舗がハイクオリティでそれぞれのオリジナリティまであるところではないだろうか。
そんなジャンボ一味の中で最も先進的な道を歩んでいるのがはなれ。
昔ながらの"ジャンボ"らしさを色濃く残しつつ、平成焼肉の流れに逆らわずに進化し続けているのだ。
そして今回のお任せは、焼きも若にお任せ。
上タン
スリット入りの鉄板の良さを活かし、表面はパリッと仕上げられる。
塩ダレに負けないジューシーさ。



ハツ
昔からのファンにはたまらないのがハツ。
タンよりあっさりとした旨さ。

野原焼き
薄切りのサーロインを1枚丸々という贅沢さ。
ガツンとした"ジャンボ"らしい割下とサーロイン、そして卵との三位一体のバランスが秀逸。


ユーロ
イチボの薄切りはさっと炙ってから卵黄と。
まろやかさとコクがしっかりと感じられる。

ザブトン
舌の上で一瞬で溶けるザブトン。
甘みが広がり、全員が至福の表情を浮かべる。


肉寿司
芯ロースをさっと炙り玄米茶のシャリで肉寿司に。
霜降りの芯ロースだが、シャリのバランスが絶妙。




カイノミ
カイノミは塊のままで焼き上げ、ナイフでカット。
しっかりと肉の味が広がる。


シャトーブリアン(厚切り)
厚切りのシャトーブリアンをタレに潜らせながら焼いていく。
表面は香ばしく、内部は繊細な完璧な仕上がり。




シャトーブリアン(薄切り)
薄切りのシャトーブリアンは極限のふわふわ感が口の中に残る。


ヒレご飯
ブイヨンで炊いたご飯にたっぷりのヒレ
いくらでも食べれてしまう恐ろしさ。



"ジャンボ"らしさを満喫。
東京の焼肉シーンを走り抜けるトップランナーの凄みを味わった。