No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2017年9月1日 焼肉 矢澤 東京

“ジャンボ白金”や”ミート矢澤”を展開するビータスがシンガポールで大成功をおさめているという”矢澤”。
そして、その”矢澤”の逆輸入と言えるのが日本橋にある”矢澤 東京”。
アラカルトが基本だが、嬉しいことに予算に応じてオススメを出してくれる。
ハツ刺し
いきなり驚きのハツ。
サクッとした歯切れと鉄分を感じさせる旨さがある。

レバ
分厚いサイコロ状のレバは定員さんがしっかりと焼いてくれる。
焼いても臭みが出ないのは旨いレバの証。

極上タン
厚すぎず薄すぎずほどよい厚みのタン。
サクサクで抜群の歯切れ。

ハラミ
ハラミらしい旨みは強くないが、肉々しさが前面に出ている。

矢澤焼き
余分な脂をごっそり落としたサーロインを特製のタレで。
脂の重たさを上手に和らげるタレが印象的。


厚切りステーキ
45日熟成させたモモを厚切りで。
口に入れれば、熟成香が一気に湧き上がる。
これは好みが分かれるところ。

肉寿司
炙ったシンシンを使った肉寿司で、見た目は少しパサつきを予感させたが、しっかりとジューシーで肉汁がご飯に絡み合う。

スパイシーホルモン
ホルモンをスパイシーな味付けで揚げてある。
食感が柔らかだが、もう少し食感の良さを出すのもありかな。

トウガラシ
柔らかな食感で食べ応えのあるカット。

友三角
サシがかなり入った部位で、口の中でスーと溶けていく。
重たさはないが、味は少し弱め。

カニ
赤身らしい重厚な味わいがぐっと押し寄せる。

〆の充実具合も嬉しいところ。



かなりお手頃な値段設定にもかかわらず、値段から想像するレベルを超えるクオリティ。
接客まで心地よさを感じる。
これなら満席で活気に満ちているのも納得。