No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2008年12月27日 スタミナ苑

今年最後の焼肉は気合を入れてスタミナ苑へ。
行列の先頭を確保するために後輩が14時から並んでくれた。
ひたすら感謝である。
いつも通り野菜などには見向きもせず、お肉ばかりを注文。
最初に運ばれてきたのはミックスホルモン。
中身はハツ、シマチョウ、センマイ、コブクロ
どれも旨いね、新鮮で臭みなど皆無。
前回のスタミナ苑訪問時よりも更に旨く感じる。

炙りレバには全員驚きを隠せない。
こんな旨いレバはそうそうない。
あまりに旨いんで、生で食べてしまったが、ミルキーで甘みがすごい。
これは今年食べたレバ刺し(レバ刺しではなく炙りレバだが。)でNo.1決定。

この時点で、早くもスタミナ苑の実力に感服気味。
上タンは、タン元とタン元以外も若干混じっている!?
しかし、若干赤みのあるタンなのに柔らかくて旨みも素晴らしい。
綺麗なピンクのタン元は・・・。
これが旨すぎる。
半端じゃない柔らかさと旨み。
こんなタン食べた事あるだろうか!?
過去の記憶を辿るが思い出せない。

??一体何なんだ??
今までのスタミナ苑も充分すぎるほど旨かったが、今日はレベルが違う。
更に旨さが弾けてる。
特上ハラミも見た目が凄い。
これが旨くないはずないだろう。
肉汁を詰め込んだ肉繊維がホロホロとほどけていく。
薄切りのハラミでもこんなに旨いとは・・・。

ヒレ肉は、私がお気に入りの薄切りのタレ。
網に乗せた瞬間に立ち上る香りが違う。
これが素晴らしい香りなのだ。
そして柔らかさとお肉の甘みは最強。
旨いなぁ、これも本当に旨い。

特選ロースが登場すると一同歓喜の声を上げた。
綺麗に掃除されたサーロインは、細かなサシですごい厚切り。
こんな極上肉に、中が冷たいだの、焦がすだの、焼きの失敗は許されない。
見事に焼きあがったサーロインには山葵がピッタリ。
厚切りの身を噛み締めると、柔らかで旨みが最高。
山葵を山盛りにした事を忘れる甘さである。


特選カルビは相変わらずの神々しい姿。
先日カルビは難しいと思ったが、カルビが旨いお店がここにあったじゃないか。
このどこまでも甘い脂が最高のカルビの証。
白金の金竜山のカルビに並ぶ最高峰のカルビが足立区鹿浜に存在した。

お代わりは厳選して、上ミノ、特上ハラミ、上ヒレ肉。
今回唯一突出したものを感じなかったのが上ミノ。
これは残念。

特上ハラミは、先ほど塩で注文したが、お代わり分はタレで注文。
やはりタレでも旨いハラミは旨い。

そして、何枚でも食べたくなる上ヒレは相変わらずの旨さ。
このクラスでこの値段というのは、正直考えられない。
ちなみに、子供用に頼んだ上ロースは肩ロースが登場したが、これも旨い。

隣の席で子供はこの上ロースと上ヒレ肉をご飯と一緒に頬張っている。
私が3歳の頃は、こんなお肉食べた事なかったものだが。
少し早いが、2008年の焼肉はおそらく今回が最後だろう。
その最後に相応しい焼肉を食べる事ができたのは、このスタミナ苑のおかげである。
今年旨いMeatを食べさせてくれたお店への感謝を忘れず、また来年も焼き続けるだろう。
Have a good Meat!