No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2012年6月14日 冨味屋


熟成肉を堪能し"人形町今半"を後にしたのだが、一緒にすき焼きを食べた某マニアから「焼肉食べませんか?」というお誘いが(笑)
断る理由など1つも見つからず、喜んで『はしご』に向かう。
飛び込んだのは"カルネヤ"の高山さんのご実家でもある"冨味屋"。
昔ながらの『the焼肉屋』という雰囲気がいい。
注文が入るとお肉を切り、どこか懐かしさを感じさせる絶品のタレで揉んでから提供される。
昔はタレがこんな風に旨い焼肉屋さんがもっといっぱいあった気がする。
その仕事1つ1つがどれも丁寧で、手抜きがない。
今回はライスを頼まなかったが、本来はライス片手に、お肉を片っ端から頬張るのが正解なのだろう。
お肉はどれも一定レベル、特にハラミは肉汁が素晴らしい。
そしてタレは昔ながらの焼肉屋さんのお手本のような完成度。
こんなお店が帰り道にあったら・・・。
こういった名店は、流行などに流されず、常連さんに支えられて、いつまでも続いていくのだろう。
レバ

ロース

上ハラミ

上カルビ