No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2012年8月15日 三幸園

人生で初めての平井下車。
今回新規開拓のターゲットである"三幸園"は、駅からすぐのところにある。
昔ながらの外観に癒されつつ店内に入ると、意外に店内は広く、座敷のテーブルもゆったりとしている。
何より驚かされるのは、入り口付近の順番待ちで、店内は家族連れで賑わっている。
(センマイ刺し)

塩系の味付けも非常に強く、舌にびりびりとくる。
(上タン)

これがタレに移ると、昔ながらの懐かしさを感じるタレによって、焼肉という料理が高いレベルで完成する。
特にカルビは、これぞ焼肉!と呼ぶに相応しい。
(カルビ)

(ロース)

(ハラミ)

こういったお店では、上物は脂ばかりで、並物の方がバランスが取れていて食べ易いという場合が多いが、"三幸園"では上物の方がお肉の味が感じられる。
(上カルビ)

(上ロース)

仕上げのサーロインは若干脂が強く感じるが、もう少し薄切りで食べれば、印象はまた違っているだろう。
(サーロイン)

なんだか子供の頃によく連れて行ってもらった焼肉屋さんを思い出してしまった。
最近は肉質だけに目を奪われて、タレとのバランスが崩れているお店が多いが、お肉自体がある程度旨く、タレが旨いこういったお店には、いつまでも繁盛していて欲しい。